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森友自殺訴訟は安倍首相の在任中に結審しろと大阪地裁に迫れ

 いよいよ森友問題自殺訴訟が始まった。

 きのう7月15日に大阪地裁で第一回口頭弁論が行われた。

 自殺に追い込まれた近畿財務局の職員の妻である赤木雅子さんが読み上げる意見陳述は、これ以上ない迫力をもって聞く者の心に迫る。

 国家権力の不正義をたったひとりでここまで法廷で糾弾した陳述を私は知らない。

 その勇気に感銘するとともに、何としてでも安倍首相に責任を取らせなければいけないのだ。

 しかし、このままでは赤木夫人の訴えは裏切られて終わる。

 安倍政権は何があっても終わった事にしようとするからだ。

 それに対して政治が動かないからだ。

 野党が安倍首相を追及しないからだ。

 追求しても今の野党では安倍首相の首を取れないからだ。

 そしてメディアがいくら報道しても、その報道は安倍政権を倒す覚悟はない。

 きょうの朝日の社説は「政権に良心はあるのか」と迫っている。

 それは誰もが思う事だ。

 しかし、そんな事をいまさら天下の朝日が書いてどうする。

 良心のかけらもないからこんなことになってしまったのだ。

 それでは、我々が赤木夫人を応援するにはどうすればいいのか。

 ズバリ、大阪地裁に世論の力で圧力をかけることだ。

 圧力をかけると言っても、再調査を求めたり、ましてや安倍首相の責任を問うような判決を出せと圧力をかける事ではない。

 そんな要求をしても意味はない。

 圧力をかけるという意味は、訴訟手続きを急げ、早く判決を出せと求めよということだ。

 きょうの報道を見て驚いた。

 次回の開廷は10月14日だという。

 その時までに国側は具体的な主張を書面で明らかにするという。

 そんな悠長な事を絶対に許してはいけない。

 この訴訟は、大阪地裁でどのような判決が出されようとも、必ず控訴されて、最終的には最高裁まで行く。

 どう考えても安倍首相が首相在任中には結審しない。

 しかし、せめて大阪地裁の判決だけは、安倍首相の在任中に出させなければいけないのだ。

 このままいけば、それすらも難しい。

 それが安倍首相の狙い目なのだ。

 安倍首相はもう一度内閣改造をして、解散・総選挙を行い、そして勝った上で、来年の総裁選任期を待たずして辞めるつもりだ。

 それが、史上最長の総理として花道を飾る唯一の道だ。

 もはや何をやってもうまくいかない安倍首相にとってそれが一番好ましい辞め方なのだ。

 辞めた後はどのような判決が下されようとかまわない。

 それが安倍首相の逃げ切り策なのだ。

 そうさせてはいけない。

 少なくとも大阪地裁に対しては訴訟手続きを急がせ、安倍首相が首相であるうちに判決を出すように世論は圧力をかけるべきだ。

 そしてその理由は十分立つ。

 コロナ危機ですべての訴訟が自粛されている。

 コロナに関係のない官僚たちは、みな暇を持て余しているのだ。

 裁判官も官僚だ。

 いつもより暇なはずだ。

 だから大阪地裁に対しては、この森友自殺訴訟だけに一点集中して訴訟を急げと迫る事が出来る。

 もし安倍首相の在任中に大阪地裁の判決が出れば、どんな判決が下されようと大騒ぎになる。

 安倍首相に有利な判決が下されれば安倍政権と裁判所の癒着が糾弾される事になる。

 安倍首相に不利な判決が下されれば、安倍首相はいよいよ森友訴訟から逃れられなくなる。

 どっちにころんでも安倍首相は残りの任期を森友自殺訴訟にからめ取られる事になる。

 もはや首相の仕事に専念する事は出来なくなり、あの言葉通り、総理大臣も国会議員も辞めざるを得なくなるのだ。

 それこそが安倍首相に相応しい辞め方だ。

 何のために史上最少の首相になったんだ、ということになる。

 世論はいまこそ大阪地裁に判決を急ぐように圧力をかけるべきなのだ。

 いまこそ、「判決急げ」、そういうハッシュタグをつけたツイートの波を起こせばいいのである(了)

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