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OPEC、過剰在庫長期化に懸念 コロナ第2波で


[ロンドン 16日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は、新型コロナウイルス感染の第2波により今年後半の経済回復が抑制された場合、過去最大の協調減産で市場を均衡化させ過剰在庫を解消しようとする試みが失敗すると懸念を強めている。ロイターがOPECの内部調査書を確認した。

OPEC加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は、8月1日から協調減産の規模を縮小することを決めた。世界的な封鎖措置が緩和されるとともに需要が徐々に回復しているとの見方を示した。

OPECなどは原油需要が2020年に日量900万バレル減少した後、21年に700万バレル増えるとみている。OPECは21年に生産を600万バレル引き上げたい意向。

OPECの内部調査は、新型コロナ第2波によって世界中で新たな封鎖措置が導入された場合、こうした目標に届かない可能性を示唆。このシナリオでは、20年の需要が日量1100万バレル減り、OPECが協調減産の効果を測る上で主要指標としている在庫が増えることになる。

調査は各国が協調減産の緩和を推奨したOPECプラスのパネル討議用に準備されたもので、「このシナリオでは、在庫が20年に過去最大規模の12億1800万バレルに達する」と指摘した。OPECが試算した在庫量は、世界の原油生産量の12日分を超える量に相当する。

第2波のシナリオでは、世界の原油在庫は第3・四半期には減らず、第4・四半期になって小幅に減る程度。経済協力開発機構(OECD)加盟国の在庫は、5年平均を約1億4900万バレル超える状態が続く。

OPECはこれまで、在庫を5年平均以下に維持したいと表明してきた。基本シナリオでは20年終盤にかけて在庫が減り、OECD加盟国の在庫は年末までに5年平均を1億0400万バレル下回る。

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