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オーストラリア、感染第2波への警戒高まる 各州が対策強化


[シドニー 14日 ロイター] - オーストラリアでは、ビクトリア州やニューサウスウェールズ(NSW)州など国内南東部で新型コロナウイルスの感染が再び拡大しており、感染が他の地域へ広がることを警戒した州当局が対策強化に動いている。

南オーストラリア州など2州が他州をまたぐ移動規制の延長を決めたほか、人口が最多のNSW州は大規模パブに入店制限を導入した。

感染者の急増を受けて州都メルボルンが先週、再度ロックダウン(都市封鎖)に踏み切ったビクトリア州では、直近の1日当たり感染者が270人を記録し、現在感染している人は2000人近くに達した。ビクトリア州当局者は、感染のピークはまだ越していないとの見方を示している。

オーストラリアは厳しい規制を迅速に導入して、他国のような深刻な感染状況を回避したが、ビクトリア州の市中感染の拡大やNSW州の新規感染者の増加を受けて、他の州は警戒を強めている。現在、豪国内の感染者は累計約1万人、死者は110人となっている。

ビクトリア州のサットン主席医療官はメルボルンで記者団に「今週危機を脱すると期待しているが、保証はない」と語った。

北部準州当局は今週州境を再開するにあたり、NSWからの入境を認めるか15日に決定するとしている。

南オーストラリア州は7月20日に予定していたNSW州との州境再開を棚上げした。クイーンズランド州もシドニー西部の郊外2地域を訪れた人に2週間の隔離措置を義務付けた。

NSW州では、ビクトリア州での感染に関連した感染が数十件出ているほか、シドニー南西部のクロスローズ・ホテルで集団感染が確認された。これを受けて当局は、パブに入店できる人の数を300人に制限する対策を導入した。集団感染が発生したとみられる7月3日、クロスローズ・ホテルには600人ほどの人が訪れていたとみられる。

NSW州のベレジクリアン首相は、屋内で人々が着席しないで行うアクティビティーは感染のリスクを高めると指摘した。

*内容を追加します。

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