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NHKを辞めることにしました。

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社会問題解決型の時事YouTuberになります!

皆さま、ごきげんよう。

お笑いジャーナリストの「たかまつなな」です。

この度、 NHKを辞め、時事 YouTuberになります。

そして、「社会問題解決型」の番組を作っていきます。

NHKを巣立ってこれからどんな生き方をしてゆくのか、

今思っていることをお話しします。

①若者に刺さる番組を作りたい

 私は4年ほど前に、「笑いで世直し」をコンセプトに、笑下村塾という会社を作り、全国の学校に「笑える!政治教育ショー」「笑って学ぶ SDGs」などの出張授業を届けています。1回の出張授業で投票率が84%まで上がったこともあります。ですが、ただ学校に出向いて、政治に関心を持たせ続けることの難しさを現場で感じ、若者に向けた政治や社会問題を身近に感じる番組が必要だと考えました。



 そして、それが実現できるのはNHKだと思いました。スポンサーや視聴率に縛られることのないNHKならできると考え、それを訴え入局しました。

 ですが、そのような番組を作ることには私が想像していたよりも遥かに大きな困難がありました。今の自分の実力や立場ではできませんでした。あと10年、20年ここにいたらできるかもしれない。でも、その時、私はもう若者ではありません。47歳になって、10代・20代向けの番組を作るよりも、今27歳の私の感性で作った方が、粗くてもいいものができると思います。

 だから、 YouTube「たかまつななチャンネル」にて、実際にやります。

https://www.youtube.com/user/takamatsuch

 これまでも、総務省の依頼で学校の政治の授業で使える動画を一緒に作らせていただいたり、厚生労働省が制作する依存症防止の啓発動画に出演したりして参りました。これからはよりエネルギーを注いで、自治体や専門家の方と一緒にYouTubeで展開していくことに可能性を感じています。



②日本で唯一の「政治の出張授業を全国に届ける株式会社」を途絶えさせない

 内定後から、上司の方のご理解を得て、笑下村塾で取締役として役員報酬0円で副業するということを許可いただき活動して参りました。ですが、この度、その許可期間が終了し、更新が叶いませんでした。

 今後もNHKに在職し続けるならば、笑下村塾の取締役を退任しなければなりません。しかし今、笑下村塾は新型コロナで赤字になり、銀行や公庫からお金を借りており、その保証人は私になっています。ここで取締役から離れると、借りていたお金の一括返済を求められる可能性があるため、退任することはどうしてもできない状況です。

 また、私が個人として外で発信することで、 YouTubeやSNSのクレームが、関係のない勤務先としてのNHKに向けられることもあり、ご迷惑をおかけしたこともございました。そういうことで心苦しくなり、「個人の発言」と「会社の仕事」をまだまだ世間では分けてもらえないことを知り、限界も感じました。



 特に、私は選挙の度に、選挙に行こうということを声高に訴えます。その度に炎上して職場にご迷惑をかけ続けるのかと思うと、精神的に辛くなることもあり、この生活は続けられないと思いつめました。

 そして元々、「笑下村塾かNHKか、どちらかを選択しなければならない局面がきた時には、笑下村塾を優先します」と、ずっといろいろな方にお伝えし続けてきましたので、まだ志半ばではありますが、その時がついに訪れたのだと覚悟を決めました。決めたからには、全国的な異動のタイミングでご迷惑をかけたくはないと考え、内示が出る前の時期に退職願の提出に踏み切った次第です。 

 笑下村塾は日本で唯一、主権者教育を全国規模で行う会社です。主権者教育の業界は、18歳選挙権導入時に盛り上がりました。しかし、多くのNPOなどは、お金にならず、撤退していきました。私たちはこの活動を途絶えさせてはならないと考え、なんとか生き残っています。

コロナで経営危機の中、給料を半減してまでも、なんとか会社を守ってくれた笑下村塾の相川美菜子代表には、感謝の限りです。ここで私がまたフルコミットに復帰して会社を再活性化し、業界自体を盛り上げるミッションを感じています。

③スピード感がある報道番組をYouTubeで実現したい

 新聞をとらない、テレビが家にないという世帯が多いせいか、ニュースが若者にしっかり届いていません。若者にとって、社会問題に当事者意識を持てる、具体的に役立つ番組をYouTube上で作る必要性を感じています。すでに毎週土曜日21時から1週間のニュースを、忙しい方のために30分間ぎゅっと詰め込んだ番組を「たかまつななチャンネル」で1年以上続けています。



 片や、NHKなどの大手メディアがよく「マスゴミ」だと言われることがとても悲しいです。NHKは、正確な情報を伝えるために情報の裏どりをしっかりします。「恐らくこうだろう」と思っていても、たしかな情報がないと報じられません。だから、伝えられないという歯痒い思いを何度もしました。「この制度が通ったらやばい」「このままの状態だと、こんな未来がまっている、未然に防がないと!」そう思っても、「それは、私個人の意見だよね?」とか「そうなる確証があるの?」ということを問われると、なかなか放送に出せなかったりします。また私が力をいれていた選挙報道は、公職選挙法の観点などから、放送することにはハードルが高いことも知りました。

 そのような中、世の中で問題が起きる前に警鐘を鳴らすのではなく、起きてから報道することが悔しくて悔しくて。自分1人でYouTubeをやったら、間違えるかもしれない。それでも、いち早く、今の社会問題を解決できるオピニオンや、専門的な情報、当事者の声を届けたいと考えるようになりました。YouTubeならそれができます。間違った時は全力で謝罪する。自分の言葉で。 

[画像をブログで見る]

 これまでも、そうした情報発信はしてきました。制作した動画がSNSで400万回再生され、テレビや新聞など30社ほどに取り上げられたときには、SNSでもテレビ以上に社会を動かせるかもしれないと思いました。通常、記者クラブを通じてしか入ってきにくい情報なども、公開していく。閉じられた議論を、開かれた議論にする。それは、私が取材し志ある方を巻き込めば可能だという手応えを、ここまでの実績から感じています。

 これからはいっそう、ネットにある玉石混交の中から、NHKで学んだ“ファクトを大事にする”、“情報の裏どりをする”という点をしっかり行い、スピード感を出しながらも、信頼を得ていきたいです。“やっぱりテレビや新聞社のプロたちの情報ってすごいよね”と、若い人の間で再認識していただけるよう、頑張ります。

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