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シンガポール第2四半期GDP、前期比年率41.2%減 リセッション入り


[シンガポール 14日 ロイター] - シンガポール貿易産業省が14日に発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比年率(季節調整済み)で41.2%減少した。2四半期連続のマイナス成長となり、リセッション(景気後退)に陥った。新型コロナウイルス対策の封鎖措置が貿易への依存度が高い同国経済に打撃を与えた。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は37.4%減だった。新型コロナの影響で、建設セクターが95.6%減と大きな打撃を受けた。

GDPは前年比では12.6%減で、エコノミスト予想の10.5%減よりも大幅なマイナスとなった。

第1・四半期のGDP改定値は前年比0.3%減、前期比3.3%減だった。

同国は2020年通年のGDPについて、史上最大のマイナス成長となる7─4%の減少を見込んでいる。

OCBCの国債調査・戦略部門代表、セレーナ・リン氏は「第3・四半期は経済再開に伴い、経済活動が小幅に上向く見通しで、ある程度の改善が見られるだろうが、引き続きマイナス圏にとどまる見込みだ」と述べた。

第2・四半期のGDP統計を発表したアジア諸国はシンガポールが初めて。新型コロナの流行が世界経済に大きな影響を及ぼしていることが改めて浮き彫りとなった。

建設やサービスなど、幅広い業種が打撃を受けた。

ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、スティーブ・コクラン氏は「かなり悲惨な内容になると予想していたが、予想以上に悪かった」と指摘した。

製造業の生産は前年比2.5%増。生物医学分野で生産が急増したが、第1・四半期の8.2%増との比較では大幅な減速となった。

アナリストは、経済活動の再開に伴い、今後は景気回復が始まるが、道のりは厳しいとの見方を示している。

INGのアナリストはリポートで「今回が現在の下降局面での底になるだろう。しかし海外の根強い不透明感が輸出や観光の重しになるとみられ、GDPが近く前年比でプラス成長を回復することは期待できない。少なくとも年内は無理だ」と述べた。

INGバンクのアジア太平洋担当チーフエコノミスト、ロブ・カーネル氏は「同様のロックダウン(都市封鎖)を導入した国でも、同じようなことが起きるだろう」と指摘。

オックスフォード・エコノミクスのSung Eun Jung氏は「大規模な財政出動で下半期は回復すると予想している。ただ海外の需要がロックダウンの再導入で再び打撃を受ければ、W字型の回復になる可能性が高い」と述べた。

*内容を追加します。

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