- 2012年09月20日 09:00
京都と東京、500キロ離れた拠点を一致団結させる、はてなのチームビルディング術
2/2「これまでに無いスピード感でしたね・・・」と素敵なドヤ顔で振り返る高野さん
その後、画像の元ネタとして使おうと思っていたキャラクターについて出版社からNGを出されたり、開発と並行して出口社長の撮影を行わなければならなかった・・・とても大変でした。
でもおかげさまで、たくさんの投稿数をいただくことができました。
距離を越えてチームワークを育む秘訣は「リアル」×「グループウェア」
開発拠点と営業拠点が、京都と東京で離れていると、ライフネット生命のときのような突貫プロジェクトは苦労するのではないですか?
それが、弊社は元から京都と東京、遠隔でやることに慣れているので、地理的に離れていることによる苦労というのはあまりないんです。2004年から「はてなグループ」というグループウェアを使っていたので、プロジェクトの過程でドキュメントを残すという文化も浸透していますから。
普段から密にコミュニケーションを取っていないと、スケジュールが厳しい状況で京都のエンジニアの方にOKを出してもらいにくい、とかありそうですが・・?
弊社は2つに拠点が分かれているからこそ、社内のコミュニケーションを大事にする文化があるんです。例えば、スタッフによる手作りランチを振る舞う「まかない」、隔週金曜日の夜に京都オフィスと東京オフィスをポリコムでつないで、お酒を飲みながら業務の報告を行う「TGIF(Thank God, It’s Friday.の略)」など。毎朝、10分程度の朝会もテレビ会議システムのポリコムでつないでやりますね。また、京都メンバーが出張で東京に来るときには積極的に飲みに行くようにもしています。
画像を見るはてなで大活躍のテレビ会議システムさん。とっても高画質だそうです。
リアルでのコミュニケーションも頻繁に行われているんですね。
そうですね。開発チームと営業チームでは、それぞれ目指すものが違うんです。開発チームはユーザーの方を向いているし、営業チームは広告主企業の方を向いている。なので、はてなグループに残している文章だけでは伝わりにくい部分も伝えたいと思うんです。いまのように営業案件が増えてきて、京都の開発チームと顔を突き合わせる機会が増えました。
特にリリース直前なんかは、やっぱり生で話を増やすということが大事だと思います。でも普段は、はてなグループやSkype、IRCなどのオンラインツールでやり取りやタスク管理をしています。ドキュメント化やプロジェクト管理には、はてなグループの中のキーワード機能(Wikiのような共同でドキュメントを制作する機能)をみんなで運用することが多いです。
画像を見る実際に使われたはてなグループの画面。こうやってしっかり情報をログとして残していく文化が素晴らしいです。
営業チームでも社内のやり取りには、はてなグループを使っています。新規に訪問する際は、過去の営業履歴を確認してコミュニケーショントラブルを防ぎます。その他、営業マニュアルや議事録を管理しています。私自身、はてなに来るまではEメールで仕事をする文化だったので、ここまで本格的にグループウェアを活用するのは初めてでした。はてなではすっかりEメールを使わないワークスタイルになりました。
実は以前、山田さんが「東京と京都は別々に分かれてしまい、それぞれ頑張ったほうがいいんじゃないかな」とつぶやかれているのを見てしまったのですが・・・?
ああ、あれは社内の発表会の後に、気持よく酔っ払ってFacebookに投稿したやつですね(笑)東京オフィスにまだスタッフが少なかった頃は、京都と比べてなかなか一体感というものを感じられなかったんです。でも最近では東京もスタッフが増え、チームとして成果を出すようになって一体感が出てきました。それが嬉しくてあんなことを書いたんだと思います。
そうだったんですね(笑)
東京オフィスは、10月下旬に表参道に移転し、オフィス面積を2倍に増床します。さらに、新オフィスに「東京開発センター」を開設して、エンジニア・デザイナーの採用を強化し、さらに協力体制を築き、事業をさらに拡大していく時期に差し掛かります。ビジネスの骨格を作り、京都を支える東京になりたいですね。
画像を見る移転先の表参道新オフィスのイメージ図。お洒落ですね。。きっとNHN方面の方が写真満載の「行ってきた」レポートを書かれるのではないでしょうか
京都と東京で離れているのは確かですが、それを感じさせないチームワークですね。
こうやって東京でビジネスを拡大していくことで京都の開発チームに良い影響を与えて、ユーザーに喜ばれる広告商品やサービスを開発していけたらと思いますね。
画像を見るお忙しい中ありがとうございました!今後のはてなに要注目です。
(写真撮影:橋本 直己)



