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反日ソウル市長が遺体で発見…セクハラ告発を苦にした自殺説も


「慰安婦の日」イベントに出席した市長(右端/写真:アフロ)

 7月10日、韓国ソウル市長・朴元淳氏が市内の山中で遺体で見つかった。
 前日、朴氏の娘が警察に「4~5時間前に父が遺言のような言葉を残して出ていったが、携帯の電源が切れている」と警察に失踪を申告。この日、朴氏は体調不良を理由に登庁していなかった。

 警察によれば、朴氏の携帯電話の電波は、韓国大統領府の裏山付近で途絶えていたという。機動隊やドローンが投入され、捜索の結果、未明に遺体が発見された。

 朴市長は、2011年から今まで10年以上ソウル市長を務め、現在3期目だった。2022年に予定されている韓国大統領選挙でも、リベラル派の候補者として名前があがっていた。

 日本との関係においては、対日強硬派として知られる。ソウル市長となる前の弁護士時代から、従軍慰安婦問題について、一貫して日本政府の対応を批判。

 2000年、日本とアジアのNGOが東京で開いた「女性国際戦犯法廷」では、韓国の検事役として参加。「10万人以上の韓国女性を慰安婦として強制連行・虐待した罪」で、昭和天皇を起訴している。

 2016年6月には、ソウル南山近くで、慰安婦被害者を追悼する「慰安婦記憶の場」の起工式に参加。『聯合ニュース』によれば、市長は式典で「多くの国民が訪れ、歴史の悲しみを二度と繰り返さないという決意を固める場になってほしい」と語った。

 慰安婦像を乗せたバスが、ソウル市内を走り回ったのは、2017年8月のことだ。「慰安婦問題への関心を呼び起こすため」として、民間会社が企画したイベントだったが、朴氏はイベント初日に参加している。コメントを求められると、「わが国民が納得できる新しい合意がなされなければならない」と話していたという。

『ソウル経済』によれば、2018年7月に慰安婦問題を扱った韓国映画『Her Story』を鑑賞した際は、「まだ謝罪していないにもかかわらず、日本は慰安婦問題を終わらせようとしている。映画は慰安婦被害者たちの目標がお金ではなく、名誉・プライドであることを教えてくれた」と語った。

 人権派として知られた市長だが、実は、8日に元秘書が朴氏からセクハラを受けたとして警察に訴え出ていた。

『朝鮮日報』によると、元秘書は仕事を始めて以来、セクハラを受け続けており、物理的な接触のほか、アプリを利用して個人的な写真が何回も送られてきたという。

 セクハラ告発と失踪・死亡にどのような関係があるか現時点では不明だが、ネット上では自殺の可能性も囁かれている。現役市長の突然の死に、韓国社会には大きな驚きと波紋が広がっている。

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