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もはや「小さい波」とは表現できない事態〜東京都よりも46道府県の感染者人数のほうが急激に増加

災害報道の影で、ほとんど重点的に報道されていないのですが、新型コロナウイルスの感染者数が日本全体で急激に増加しています。

今回は、大事なことなので統計的事実だけ、読者にお伝えしておきます。

さて、4日は、東京都で131人の感染が確認されるなど、全国で新たに274人の感染が確認され、5月25日に緊急事態宣言が解除された後、最も多い人数となりました。

全国274人の都道府県別内訳を地図で確認します。

※『木走日記』作成

感染者数再拡大が続く東京都に引っ張られるように全国で感染者数が再拡大されていることが伺えます。

そして、ここに来て不気味な兆候として、東京都の拡大のペースを東京都以外の46道府県が上回るような傾向が顕著になってきているのです。

6月1日以降の日本の1日当たり発生感染者数の推移を確認します。

※『木走日記』作成

このグラフを東京都と46道府県に人数を分けてみます。

※『木走日記』作成

20日前の6月15日のときには72人の内訳は、東京都48人、それ以外24人だったのが、7月4日では東京都131人、それ以外141人と、人数が逆転しています。

グラフでも傾向が一目瞭然見て取れますが、東京都の発生人数よりも46道府県の発生人数のほうが急激に増加していることがわかります。

この統計的事実はとても重要だと考えます。

前回のエントリーで私は「日本の感染者を抑制するには東京からの無症状キャリアの移動を抑制するしかありません」と訴えました。

当該箇所を抜粋。

日本の感染者を抑制するには東京からの無症状キャリアの移動を抑制するしかありません、そして東京の感染者数を抑制するためには、発生源のひとつである新宿や池袋の現状を検討すれば、今ならばズバリ接待を伴う夜のお店、ホストクラブやキャバクラなどの営業自粛しかありません。

私は、これ以上日本経済を萎縮するような再度の緊急事態宣言のような国全体に影響するような大きな措置は支持しません。

しかし、これ以上の感染拡大を防ぐには、地域・業種を絞っての自粛要請は仕方ないと思っています。

このウイルスとの戦いには完封勝利はありえません。

(後略)

予想通り無症状キャリアの国内移動が感染者数を再度増加〜やるならば東京の感染源(ホストクラブやキャバクラ)の営業自粛要請しかない より
https://kibashiri.hatenablog.com/entry/2020/07/04/153412

しかし、東京都の発生人数よりも46道府県の発生人数のほうが急激に増加していることが意味することは、統計的事実として東京からの無症状キャリアの移動による拡散がすでに現段階で始まっていると判断できるかもしれません。

もはや「小さい波」とは表現できない事態でしょう。

今回は、大事なことなので統計的事実だけ、読者にお伝えさせていただきました。

(木走まさみず)

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