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小野たいすけ最後のメッセージ 〜 都知事は都民のためにある


東京都知事候補者の小野たいすけです。

選挙戦最後の私のメッセージに入る前に、記録的な豪雨に見舞われた熊本県の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。心肺停止の方が発見され、救助を切望されている方々もたくさんおられ、非常に心配しております。

近年全国的に増えている豪雨災害。その脅威は、コロナ禍にあってもまったく変わりません。それは東京都とて例外ではありません。この17日間、都内各地を駆け足で巡りましたが、オフィス街、地下街の浸水、河川流域の洪水、多摩などの山間部の土砂災害…さまざまなリスクへの備えもさることながら、避難所でのクラスター防止に向けて全力をあげなければなりません。

都民のいのちを守る。熊本地震対応の経験もフルに活用し、私の都政運営では最重要課題として取り組みます。

17日間の戦いを振り返って

私は、たった1人でこの戦いを始めました。

大きな政党、プロの政治家が誰も小池さんに挑まない。首都・東京のリーダーを決める選挙がこれでいいのかと心から思ったからです。

もちろん私は東京に生まれ、東京で育ち、熊本で副知事を経験しましたが、東京では無名です。でも、それでも、誰かが手を上げないと、東京も日本も沈んでしまうという思いでした。

当然、泡沫候補で終わるリスクもあります。それでも様々なご縁で、日本維新の会の推薦を頂き、そしてこれまで私の人生で様々なお付き合いをし、様々な仕事をしてきた人が、みんな赤いシャツを着て応援してくれています。

それが私に勇気を与えてくれました。



皆さん4年前のことを思い出していただきたい。

小池さんはものすごく知名度があって、プレゼンテーションも上手い。皆さん大熱狂のうちに小池さんを選んだんです。

でもその結果どうなったのでしょうか。

7つのゼロでできたのは1つだけというのは知られてきましたが、東京都の行政計画を25%しか達成していない。私は、恩師の蒲島郁夫を副知事として支えて、熊本県で行政計画を4年間、69%、ほぼ7割達成しています。それが当たり前なのです。

皆さんも会社勤めで、25%しか達成していない人がいたら、その人にそのまま仕事を任せますか?この国では、東京では、そんな政治が今までは繰り返されてきたのです。

選挙の時だけいいことを言う。何かをばらまく。でも今、そのことで、東京や皆さんの生活は良くなったのでしょうか。

いままでの東京は一極集中。満員電車に揉まれてもうヘトヘトになって夜遅くまで仕事をする。これでは子育てや年老いた親のケアも十分にやっていくことができない。それなのに世界の大都市で生産性が高いとはいえず、成長できていない。東京から日本を立て直していかなければならないのです。

まずは眼前の敵、新型コロナの危機を乗り切らねばなりません。ここにきて新規感染者が増えています。いまの都知事はクラスターが発生している現場のリアルを肌身に感じているのでしょうか。どこのお店でどんな対策をしているのか把握できているのか。特定のエリアを名指しして、「夜の街」の一言でやり玉に上げるだけでは解決をしない。ましてや「東京アラート」といって不安をあおるだけでは経済も死んでしまいます。


私なら現場に飛び込んで、当事者とも話し合いを重ねる。毎日10人も20人も感染者が明らかに出ているところは、すぐに休業要請をかけます。熊本の副知事だったときも国のPCR検査の基準を緩和して、持てる能力をすべて使ってPCR検査をして、感染がどこまでかを把握して、安全なところはそのまま営業を続けていただきました。

必要な補償もできる範囲でやらなければなりません。今回、小池さんが1兆円近い都の貯金(財政調整基金)を使い果たしてしまいました。来年は税収も大幅にさがるでしょう。第二波への備え、財源をうみだすための行政改革を徹底的にやります。

次の都知事は誰がやっても大変です。しかし私なら熊本県政で12年、うち8年副知事として、最小限の予算で現場の当事者、有識者の先生、優秀な役所の職員の知恵を集め、創意工夫で回してきた経験とノウハウがあります。

たとえば「くまモン」。民間で働いていた時の感覚で、著作権を国で買い取って、許可を出した地元の企業がタダで使っていただけるようにしたことで、全国的に大ブームとなり、累計の売上額は8100億円。行政のリーダーがやるべきは、単にお金を配るのではなく、どうすれば少ない予算で最大の効果を生むのか、回していくことなのです。

それをするためには部下である職員との信頼関係をしっかり築いてなければなりません。残念ながらいまの都知事にはそれがない。都政新報のアンケートでは、小池さんの再選出馬を望む職員が21%しかしなかったというのです。しかし都民の支持率は一時70%近くもありました。この数字の差こそ、私は東京都民の「不幸の実数値」だと思います。


そして、民主主義をこの東京都知事選挙で変えていきましょう。

うわべだけの公約、そして、都合の良いばらまき政策、こんなことで知事を選んでいてはダメなのです。本当に誰が東京を変えてくれるのか、そして誰が子供たちに責任が持てる東京を残せるのか、そこをぜひ考えていただきたいと思っています。

私の恩師蒲島郁夫知事は、ソクラテスの言葉を私に贈ってくれました。

「君主というものは、己のためではなく、己を選んだ者たちの幸福のために選ばれるのだ。」

21世紀の民主主義の時代、私たち一人ひとりが選ぶリーダーであれば「己を選んだ者たちの幸福のために選ばれる」のは、なおさらのこと。

都知事は都民のためにある。都民のための都政をする。それを最後にお約束します。

私、小野たいすけにぜひ力をお与えください。どうぞよろしくお願いいたします。


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