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永寿総合病院 謝罪を要求させる圧力

永寿総合病院の院長が会見をしました。真摯な対応を尊敬します。
原因として、無症状の人からの感染は想定されていなかった、検査に9日かかった、クラスター対策班がなかなか入れなかった(都の影響?)などが言われてますが、全て当時は不可抗力です。起きてしまった結果への謝罪は尊敬する行動と思いますが、私は病院側が謝罪をしなくてもいいのかなと感じてしまいます。

医療従事者の手記も出されています。

看護師からは
>仲間を戦地に送り出しているような気持ち
感染症の医療はいわゆる戦場です。そしてダイヤモンドプリンセス以上の戦いがこの病院で行われました。
>「頑張れ、永寿病院 地元有志一同」の横断幕が目に入り、「まだ私たちはここにいてもいいんだ」と思えました。涙を拭きながら非常口を開けたのを覚えています。支えて下さった地元の皆様には、本当に感謝しかありません。
この応援の気持ちがどれだけ医療従事者の気持ちを助けてくれたか。危険を承知で恐怖に打ち勝って行動した医療従事者達を批判・中傷した人たちは理解していただければ幸いです。

死の淵から戻ってきた医師からは
>当院での新型コロナウイルスの院内感染により、入院されていた多くの方に感染が発生し、多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを大変申し訳なく思っております。また、同感染によりお亡くなりになった方には、心よりご冥福をお祈りいたします。
自分のことだけではなく、患者さん達にこの申し訳ないという言葉は素敵です。そしてこの言葉は全面的謝罪と少し違います。いい使い方です。

血液内科医師からは
>大学病院など高度医療機関から依頼され、転院となった治療歴の長い、高度に免疫機能が低下した高齢者が多く、アビガンやその他の良いと思われる治療薬などを投入するも効果に乏しく、残念ながら最終的に血液内科だけで23名の患者様がお亡くなりになりました。
私も記事にしましたが、まさにニューヨークのような嵐がこの病院で起きていたのです。この事実は、多分コロナ感染はほとんどの人は大丈夫なんですが、100%の油断はいけないことを証明してるんです。

そしてこの文章からわかる血液疾患患者の質を想像すると仕方ないという気持ちしか出てきません。
>血液内科専門医が圧倒的に少ない城東地区において、深い反省を込めて、二度と院内感染を繰り返さない体制を整えつつ、患者様に安心して当院での血液疾患の治療を受けていただけるよう、一層の努力をして参る所存です。
地方はもっと少ない血液内科。このような病院が地域を守っていることに感謝します。

繰り返します。このコロナウイルスの院内感染、当時は不可能、今もとても困難ということを明言することも大切だと思いこの記事を書きました。以前の記事です。

永寿総合病院の皆さんお疲れ様でした。そしてまた頑張りましょう。

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