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米自動車販売、6月・第2四半期ともに減少 消費者需要には底堅さも


[1日 ロイター] - 主要自動車メーカー各社が1日発表した自動車販売は、6月単月、第2・四半期ともに減少した。レンタカー業者や企業、政府機関向けの「フリート販売」の受注の弱さが主な要因だったが、消費者需要は新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でも改善が見られた。

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI><FCAU.N>の米国販売部門トップのJeff Kommor氏は「この四半期は米消費者の底堅さが示された」と述べ、「経済が再開され、ガス価格が堅調となる中、低利融資の利用で購入が促進され、小売売上高は4月以降、回復している」と指摘した。

ただ、同社の第2・四半期自動車販売は39%減少した。

フロリダやテキサス、アリゾナ、カリフォルニアなどの州では新型コロナの感染者が急増しており、一部のディーラーからは新車販売に引き続き影響が出る可能性を懸念する声も聞かれた。

米国では新型コロナの感染拡大を防ぐため、今春に2カ月間、自動車生産が停止。メーカーは減った在庫を回復させるため、生産を加速させている。

ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>の米販売担当副社長、カート・マクニール氏は「第2・四半期の初めにはGMの在庫はかなり低い水準だったが、特にピックアップで顧客の需要を満たすべくディーラーがしっかり対応してくれた」とし、「生産は問題なく新型コロナ危機前の水準に戻りつつある」と述べた。

GMの第2・四半期の自動車販売は34%落ち込んだ。ただ、同社は4月に前年同月比35%減少した一方、5月と6月は約20%の減少にとどまったと指摘した。

マクニール氏は「当社の底堅い販売は需要の改善を反映している」と述べた。

現代自動車<005380.KS>の6月の自動車販売は全体では22%減少したものの、消費者向け販売は前年比6%増加した。一方、フリート販売は93%落ち込んだ。

FCAのKommor氏によると、同社のフリート販売も第2・四半期に低水準にとどまった。消費者への納入を優先したことが背景という。

同氏は「結果としてフリート販売の受注がかなり積み上がった。今後数カ月に納入する」と述べた。

トヨタ自動車<7203.T>の6月の販売は26.7%減少した。ただ、一部のスポーツ用多目的車(SUV)モデルは前年比で増加した。

日産自動車<7201.T>の第2・四半期販売は50%近く減少した。

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