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反イスラム映画(チュニジア大統領の冷静で勇気ある発言)

米大使館に対する攻撃でチュニジアでも2名死亡(先に3名死亡としたかと思いますが、どうやら2名の方が正確のようです)数10名死亡した模様ですが、この事件について15日づけのal arabiya netは、サラフィー主義者は超えてはならない一線(red line)を越えたとして、これを激しく非難するマルズーキ大統領の発言を伝えています。

記事の要点は次の通りで、大統領はTVで国民に呼びかけたとのことですが、かなり詳しく報道されており、また同ネットとサウディとの関係から考えると、この報道はサウディ政府の考えも反映しているのでは無いかとも考えられます(勿論それを支える論証はないが)。

現下のアラブ世界を覆う熱と云うか狂気の中で、冷静かつ勇気ある発言と思うので、発言の要点のみご紹介しておきます。

我が国の宗教的過激派の行動は超えてはならない一線red line を越えた。

我々がそのため長いこと戦ってきた権利と自由を脅かすのみならず、国際関係を脅かし及び国際社会における我が国に対する悪印象を植え付け、国益を害する、このようなサラフィー主義者の行動を政府は即時中止させねばならない。

チュニジア国民に対しては、国家の法律の上に別の法律を押し付けようとし、宗派対立を利用しようとするサラフィー主義者を非難し、冷静を保ち、自己抑制をし、我が国の安定と治安を守るように呼びかける。なぜならそれが祖国再建の重要な礎石だからである。

宗教過激派は数月の間、議論や選挙で獲得できなかったものを暴力で押し付けようとしてきた。

自分(大統領)は、軍隊及び内務省に対し、共和国と革命を守り、国際社会におけるチュニジアの尊厳を守るために総ての必要な措置をとるように命令した。

我々は、群衆の怒りを理解し、それと感情を共にするものであるが、それはあくまでも平和的に法律の枠内で主張する限りにおいてである。

それが我々の友好国の大使館に対する攻撃となる場合には、絶対に許すことのできないことである。
クリントン長官は自分に対して、オバマ大統領も米政府も、件の映画を非難し遺憾と思っていることを確言してくれた。米国政府も米国民も無責任な個人の行動に対して、如何なる責任も有していない。

http://www.alarabiya.net/articles/2012/09/15/238072.html

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