- 2020年06月30日 09:30
日本も世界もコロナ大恐慌による外国人排斥の右傾化が始まる危険性
1/22020年は分断の時代になると昨年書いたのはコロナ前だったが、分断がよりコロナによって加速化する恐れが出てきた。
感染防止対策としての鎖国やソーシャルデスタンスの物理的分断化だけでなく、コロナ大恐慌により外国人排斥による右傾化がどの国でもより加速化する。
すでに外国人排斥による右傾化はコロナに関係なく起こっていた。アメリカトランプ大統領を筆頭に自国ファーストの動きはコロナ前から起こっていた。
大きな流れで言えば、グローバリズムの疲弊自由資本主義の疲弊が原因だ。
しかし世界的な金融緩和というバラマキにより株価は空前のバブルが続いていたため、一部経済もうまくはいっていてそれほど文句は出てこなかったがコロナショックによる世界大恐慌クラスの景気悪化により収入大幅減、仕事を失う人も出てきている。
そんな時、もっとも手っ取り早いのが外国人を敵にすることだ。外国人が悪い。外国人が仕事を奪っている。外国人がコロナを持ち込んでいる。
特に世界的な流れとしては世界覇権を握ろうとしている中国を敵にするのがもっとも簡単に支持を集められる。中国を敵にして没落する中間層の支持を右傾化によって得ていく。
日本でも「負け組」的没落層や偏った知識を持つエセインテリあたりが中国人や韓国人をはじめ外国人を排斥する主張により支持を集めて影響力を増す動きが出ている。
何の理念もプランもなくても、外国人排斥を訴えればすべてを外国人のせいにしたい経済的にも心理的にも負け組の人間からの支持を簡単に集められる。
今の日本ではできないが、他国であれば外国人排斥主張から軍事行動を起こすことにより、景気を一時的に浮上させたり軍事関係の雇用を生む経済政策としての軍事行動が行われたりするだろう。
今日本では幸いにも外国人排斥を訴える政治家でルックスがよくカリスマ性のある人間がいないおかげでたいした勢力になっていないが、たとえば中身はともかくとして小泉進次郎氏のような年代とルックスの持ち主が巧みな話術で外国人排斥を訴える右傾化政党を作れば相当な支持を集める可能性はある。
いやもしかしたら右傾化を支持する負け組層はルックスのいい政治家は嫉妬してしまう可能性があるため、外見的にも内面的にも欠落したカリスマをむしろ求めるかもしれない。
実際に日本でも中国の軍事的挑発行動をもとに憲法改正の必要性や軍事行動の必要性を訴えれば、それなりの支持を得て実際にある程度の軍事行動を起こす可能性もある。
そして景気悪化による失業者は徴兵なり雇用するなりして「戦地」に送り込めば失業者対策にもなりかつ人減らし政策にもなるのだ。
コロナによる物理的世界の分断化だけでなくこれから始まるコロナ大恐慌によりすさまじい失業が起きればますます外国人を敵にする右傾化政党が躍進できる。実際に軍事行動を起こさなくても日本人は特別だ意識を刺激し、外国人を不満のはけ口にすり替えれば相当な支持を得られるだろう。
そうした動きが日本でも他国でも起きる可能性が非常高く実際に戦争が起きるかはともかく右傾化、自国ファースト主義が今までのグローバル社会の構造を大きく変える可能性も出てきた。
コロナは右傾化の追い風になり世界を大きく悪い方に変容させるきっかけになるかもしれない。



