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新型コロナと東京都知事選

東京では都知事選の最中ですが、一方で、都内の新型コロナ陽性者数が再び連日50を越えていると報道されています。

アメリカの新規感染者数が1日4万人と聞くと、1000万人を超える大都市の東京で50人という数字について特別に身構える必要はないと思うのですが、個々人の感染防御意識が必要な状況は今後も続くでしょう。

私が都知事選の様相を見ていて、大きな疑問を感じる点があります。

新型コロナ対策が争点に上がっているにも関わらず、一部候補の選挙活動は感染抑制に全く矛盾しているからです。

何のことを言っているかというと、街宣です。

ほとんど感染が落ち着いている地方都市であるならまだしも、東京都についてはまた今後感染者増が起きてもおかしくはありません。

その東京都の中心部の駅前に大勢の人を集めて演説をする。

感染抑制の観点からは、批判にさらされてもおかしくないことだと私は思います。

屋外でオープンエアとはいえ、一部候補の演説現場などを見ているとそれなりに人が密集していて、距離が保たれていないからです。

都内駅前でゲリラ的に街宣を繰り返し人を集めているY候補。

立憲民主、社民、共産の党首が揃い踏みで街宣を行ったU候補。

いずれも、耳障りのいいコロナ対策などを口にしながら、やっていることは人を集めて感染リスクを高めているだけです。

これらの候補は既に発言、公約と行動が伴っていないと思うのです。

対策をしっかりしているから良いのではないか?とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、完璧な対策などありませんし、連日陽性者が確認されている都内で人を一か所に集めることがリスクであることは周知の事実です。

これだけスマホの普及した時代ですから、自分の声を伝えるのに人を集める必要はないはずです。

敢えて大人数が集まるような街宣はせずに、Youtubeでの演説や、VR演説に主軸を置いている候補もいます。

同じコロナ対策を掲げる候補の中でも、敢えて街宣による密を作らず、onlineの演説に重きを置いている候補の方が信頼できるのではないかと思います。

新型コロナ対策で批判を繰り返していた野党の代表も、揃いも揃って街中に人を集めて本当に何を考えているのだろう、と思います。

ANTIFAのデモ行進に賛同して煽り、感染リスク増に加担していた立憲民主党議員もいました。

日本国内でありもしないクルド人差別(*日本クルド人協会が明確に否定しています)について、渋谷でのデモに参加した立憲民主党議員がいました。

世の中自粛をして感染抑制に皆勤めている中で、感染増に繋がるデモや集会を議員が東京都内で煽ってどうするのでしょうか。

そんなことを平気で行う彼らに国会議員を勤める資格があるのでしょうか。

医療者としては非常に疑問に感じました。

不思議なのは、政権批判では躍起になる大手メディアがこれらの点についても、一切批判をしないことです。

もはや不思議でもありませんが。

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