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スマホに洗脳されていませんか?「新聞を読む」を習慣にしよう - 塚本亮

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新聞を読む3つのメリット

私はアナログ媒体もあわせて活用することをお勧めします。

(写真:iStock.com/seb_ra)

たとえば、書店を定期的にのぞくことと同じように、新聞を眺めるだけでも、今の世の中を俯瞰することができます。もちろん新聞や雑誌も誰かの手によって選ばれた情報の媒体ではありますが、パーソナライズされているわけではないので、より多くの情報を広く浅く知ることができます。

情報を俯瞰することに慣れてくると、日々の記事の変化から、社会がどのような方向に進んでいるのかがぼんやりと見えてきます。購読する新聞の偏向性も含めて、今の空気を感じることができるからです。

この社会の動きが見えてきたら、次は、その先の未来に先手を打つことができるようになります。成功した多くの先駆者たちは、このような社会の動きを読むことに長けていました。

それは、さほど特別な才能ではないと私は考えます。大切なのは、広い視野をもつことができるかどうか。未来が見えていれば、やるべきことを間違う確率も低くなります。

インターネットの情報を否定するつもりはありません。私自身、自分の仕事に関係する教育分野について、あるいは趣味のサッカーについては、ネットから多くの情報を得ています。短時間で効率よく情報を集められるからです。

しかし、情報収集は効率だけを意識してはいけません。

その事項だけでなく、社会全体をトータルで知ることがとても重要だからです。

新聞を読むメリットを考えてみましょう。

(1)世の中で起きている出来事を常にチェックする習慣ができる。

(2)政治、経済、海外の出来事、社会的な事件、スポーツなどが網羅されているので、興味のない分野の出来事も知ることができる。

(3)大きな紙に印刷されているので、視界に入ったあらゆる記事に目が行く。

新聞には、あなたが目を留めた記事の周りに、他の記事も掲載されています。それらはまったく興味のないニュースかもしれません。それでも視界に入れば、自分の意思と関係なく、広告も含めつい読んでしまうものです。これこそ、情報に対して視野が広がった状態といえます。

デジタルとアナログはどちらがいいということではありません。どちらも一長一短があることを理解して、それらを上手に使い分けることが重要なのです。

専門分野の知識を深掘りする、アップデートすることはデジタルで、世の中の流れを摑むこと、大局観を磨くことはアナログで行えばいいのです。

木を見て森を見ずにならないようにしましょう。

最近新聞を読んでないな、ビジネス誌を読んでないなと感じる人は、定期購読でなくてもいいですから、週に1回新聞を買う曜日を決めてみる、ビジネス誌も月1冊何か買ってみる、ということからスタートしてみましょう。

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