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河井克行、杏里夫妻から受け取ったお金は血判状よりも重い 背後にちらつく安倍氏の顔

これまで河井克行、杏里夫妻から現金を受け取っていたながら、それを認めていなかった広島県の首長や議員が続々と、現金受領の事実を認めています。

 現金授受の事実さえ否定することはもはやできないと観念してのことでしょう。

 辞職した首長もいましたが、現実に今さらながらに受領したことを認めたわけで、それにも関わらずなおその地位に固執するのは往生際が悪すぎます。

 その現金がどのようなためのものなのか、領収書も求めなかったのであれば、その意図は誰でもわかるわけで、「わかりませんでした!」というのは恥ずべきことです。

 この事件捜査では、渡辺典子広島県議が自白の強要だと訴えていましたが、今でもその主張は変わらないのでしょうか。

河井夫妻に「裏切られた」 公選法違反事件、渡辺県議が会見」(毎日新聞2020年1月21日)

 証拠がないにも関わらず、「証拠があるんだから本当のことを言え」はもちろん任意性を欠くものとしてアウトですが、そうでなければ、こうしたレベルで「自白強要」というのであれば、捜査機関の取調べはみんな「自白強要」になってしまいます。この県議は、これまでの刑事裁判や捜査、取調べには多分、無関心だったのではないでしょうか。自民党という与党議員でありながら、自らに火の粉が降りかかったときだけ、こうした言動を取るのは見識を疑います。

 まず自身が刑事手続きに無関心だったことへの反省が第一でしょう。

 ちなみにホームページに何の見解も載せていません。

http://watanabe-noriko.com/

 それはともかく、現金を受領した県議らは、自らの地位、立ち場に対して現金を持ってこられたとき、受領してしまうこと自体がアウトだという認識がありながら、なお受領してしまうことが問題です。


 突っ返す

 当たり前のことだ、とは簡単には言えても実際の場面では、かなりあれこれ考えざるを得ないなろうなと思いました。多分、その現金を喜んで受領した議員はいなかったと思います。

 この当たり前の行動ができなかったということなのですが、それまでの河井議員(というより今後の関係なのかな)との関係を考えたとき、むげに突っ返すというのは、確かに度胸のいることです。関係をぶっ壊すということにもなりかねないし、河井議員のやっていることは相当に危ないカネであることはわかるわけですから、かえって断りにくくなるんでしょうね。こう言っては何ですが、議員報酬からみれば数十万円なんてはした金です。

 領収書を切らなくてもいいから、家族にもナイショで使えるお金??

 議員にとっては(リスクを考えれば)喉から手が出るというほどの額ではありません。逆に事務所運営が厳しいのであれば焼け石に水という程度の額。

 むしろ悪の契りのようなものです。受け取ってしまったら、血判状よりも濃いかもしれません。

 一緒に地獄に落ちる気がなければ突っ返す。

 もしかすると河井克行氏らの背後に安倍氏の顔が浮かんでいたかもしれませんね。

 溝手候補は落選、河井杏里候補が当選、ということになれば、溝手陣営についていたら冷や飯を食わされる…

 安倍政権ってそういう人たちの集まりですから。

党員票の45%が石破支持 陰湿な自民党の体質が露呈された 小泉進次郎氏は沖縄県知事選挙で媚びを売る

 安倍氏が1億5000万円もの現金を交付したことの罪深さが表れています。

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