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トルコ中銀、政策金利据え置き インフレ加速を懸念


[イスタンブール 25日 ロイター] - トルコ中央銀行は25日、主要政策金利の1週間物レポレートを8.25%に据え置いた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴いインフレ圧力が高まっているとし、約1年に及ぶ緩和サイクルの停止に踏み切った。

ロイター調査では0.25%ポイントの利下げが予想されていた。

中銀は、新型コロナの影響で「コアインフレ指標のトレンドがやや加速した」と指摘。トルコ経済も打撃を受けているものの、「5月時点で回復は始まっている」とした。

トルコ統計局が3日に発表した5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比11.39%と、市場予想を上回った。景気減速にもかかわらず、インフレが進行していることが浮き彫りとなっていた。

中銀は昨年7月以降、9回連続で利下げを実施していた。

4月には年末のインフレ率予想を従来の8.2%から7.4%に下方修正。この日は「今年下半期のディスインフレ効果はより顕著になる」と改めて指摘した。

予想外の金利据え置きを受け、トルコの通貨リラ<TRYTOM=D3>は一時0.3%高となったが、その後はほぼ変わらずまで値を戻した。年初来では13%下落している。

セケル・インベストのエコノミストは、中銀は「パンデミックによるインフレへの悪影響をより懸念しているのだろう。今後数カ月は様子見姿勢を強めそうだ」と述べた。

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