記事

挑戦!新しい生活様式 朝の「オンライン瞑想」で人間のステージを上げてみる


コロナ疲れでモヤモヤして不安な方も多いのではないでしょうか。私もそのひとりです。

ムダな情報に惑わされず、無の境地になりたいと思っていたところ、巷で「オンライン瞑想」が流行っていると聞きました。ネットで検索すると、瞑想といってもヨガから謎の宗教まで実に様々。そのなかで、お坊さんと一緒に瞑想できるイベントを発見したので体験してみました。

お寺と違って誘惑が多い自宅で、ちゃんと瞑想なんてできるのかな? 興味津々。

(イラスト・文/松崎りえこ)

まるで人気タレントのインスタライブ


まず、毎朝7時から無料(お気持ち形式)で公開しているイベントを体験しました。全国の様々なお寺から、毎日違うお坊さんが生配信しているそうです。

「ビデオはミュートしても良い」と書いてあったのでお言葉に甘え、寝起きのままミュートで参加。

その日のお坊さんは、千葉県の某お寺の若い方。肌ツヤが良い。すでに150人以上が参加していて驚きました。

コメント欄には、たくさんのコメントがすごいスピードで流れていて、人気タレントのインスタライブさながらです。コメントの内容や、ビデオ参加している方の風貌から40~50代の方が多いように思えました。

軽くストレッチして150人とともに瞑想


まずお坊さんから「不幸せも幸せも自分で作るもの」「今日は自分で自分を褒めてあげましょう」というありがたい話が。PCの前でひとり、うんうんとうなずく私。

その後、軽いストレッチから瞑想へ…。姿勢を正して目をつむり、沈黙の時間が流れました。

いつものバタバタした時間ではなく、静かで落ち着いた朝…。150人の人たちが一斉にPCやスマホの前で一緒に瞑想してると思うと、一体感がありワクワクします。そして瞑想を始めて10分くらいでしょうか。目を開けると頭がスッキリしていました。

仕事中は私が“お坊さん”みたいに


30分ほどの体験を終え、いつもの朝とは違ってゆったり余裕を持ってバイトに行けました。究極の朝活ってやつです。その日はいつもより集中力が高まった気がしました。

バイト先のコールセンターで聞かれてもないのに「今朝オンライン瞑想なるものをやってみたんですよ」と社員の人に話すと、「なんか最近それ流行ってるって言うよね〜。私は毎晩飲んだくれて、朝気づいたら居間で倒れているような状態だから朝はムリだわ…」との答えが。

(そんな人にこそ…)と言いかけましたが、人には人のスタイルがあるので止めました。とにかく社員には身体を労ってもらいたい…と、普段よりちょっとだけ優しい自分も瞑想のおかげなのかもしれません。

時差を痛感する、海外向けの瞑想体験


別の日、朝9時。今度は海外からも自由に参加できる、少人数制の瞑想体験に参加してみました。参加費は1000円から。

英語が話せるお坊さんらしく、私が予約した回は参加者のほとんどが外国人とのことで「レッスンは英語になります」とあらかじめ連絡が来ていました。

始まる少し前の時間に入室すると、すでに皆さんビデオをオンにしていたので、私もそうせざるを得ず、すっぴんで髪ボサボサの自分が世界中の人たちの画面に…。恥ずかしい(時差ずるいぞ! こちらは朝9時の寝起きなんだから! 許してくれい!)。

なんかこの感じ、SNSで、日本人は好きなキャラクターや食べ物やペットをアイコンとして使う人が多い一方、外国人はもろ自分の顔写真をアイコンにしているという文化の違いを思い出しました。

実質、POP和尚の英会話教室


時間になると10人ほどのメンバーが集まりました。男女比は2:8。年代は20~30代と前回参加したイベントより若め。私ともうひとりの女性(おそらく外国在住)以外は、参加者全員外国人でした。

担当のお坊さんは、ベテラン感があって、明るくて面白く、そして英語も話しちゃう超POPな和尚さん。身振り手振りの大きさが、我々の古臭い仏教観をぶち壊してくれます。

しょっぱなからオール英語で、これはオンライン英会話教室としても成り立つなと感じました。

最初の関門、自己紹介


まずは、ひとりずつ自己紹介。

「ハーイ、ケリーよ。私って集中力がないのよね。だから今回参加してみたの」

「シアトルから。ダニエルだよ。前から禅に興味があったんだ。このコロナの酷い状況が終わったら日本に行って、絶対にリアルな禅を体験してみたいよ」

そして私の番になり、「私は、えっと…なんだか疲れたので参加しました」と言うと薄い笑いが起きました。

英語がペラペラではないので緊張しますね。それにしても、日本人であるお坊さんと英語で会話しているのを、外国人に見られているという状況は不思議な感じ。ちなみに、アメリカ以外にドイツや中国からの参加者もいました。

腹に響く和尚のお経、雑念をモグラ叩き


そしていよいよメインイベントである瞑想へ…。20分もお坊さんと一緒にお経を唱える方法でした。ここまで本格的な瞑想は初体験でしたが、お坊さんのお経の声が気持ち良いですね! お腹の奥に響いてきます。

集中する私。もうすぐ心を無にできるかもしれないというところで、(頼んでた荷物今日届くなぁ)(そろそろピンポン鳴っちゃうかな)と、ふと思い出してしまったのです。一度気になると止まらなくなります。これが雑念ってやつか…!

引いて見たらダメ!自分と向き合う!


しかし、第三者にこのオンライン瞑想を見られたら驚かれそうです。PCの前で静かに目をつぶったり、お経を唱えたり、ちょっと不思議な光景です…。

お坊さんいわく「瞑想中に別のところに意識が行っても、戻すだけ。行ったら戻すを繰り返すだけ」だそうで、この方法はいつでもどこでも使えます。緊張や不安、イライラに襲われても、ふっと我に返り、無の自分に戻せます。

瞑想って、厳しくて苦しい修行が必要で、要求されるレベルが高く思えたのですが、誰でも気軽に始められるものなんですね。

通勤の鬼から一言

今回の新サービス「オンライン瞑想」は強くお勧めします。実際に体験してもらいたい! あの感覚を朝に味わうのは気持ち良いです。すっかりハマってしまいました。

ネットで探すと「オンライン瞑想」とか「オンライン禅」とかたくさん出てきますので、気になる方はぜひ検索してみてください。コロナ疲れの方はもちろん、ケリーのように集中力がなくて困っている方にもお勧めです。

しかもお坊さんって話が上手。参加者から寄せられるコメントを読み上げてはコメント返ししていて、朝から楽しいラジオを聴いている気分になれますよ。

あわせて読みたい

「新型コロナウイルス」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    国民議員 無責任な玉木氏に仰天

    篠原孝

  2. 2

    よしのり氏 堀江氏の主張に賛同

    小林よしのり

  3. 3

    コロナで他人を攻撃する日本人

    文春オンライン

  4. 4

    昼カラ実態「過激なキャバクラ」

    NEWSポストセブン

  5. 5

    ポリ袋はエコ 製造会社涙の訴え

    PRESIDENT Online

  6. 6

    木下サーカス 収入90%減のピンチ

    BLOGOS編集部

  7. 7

    小池都知事の思い付き公約に疑問

    舛添要一

  8. 8

    韓国に完敗した日本のエンタメ

    PRESIDENT Online

  9. 9

    コロナ後遺症だけが特別ではない

    名月論

  10. 10

    今では耳を疑う島耕作の転勤描写

    BLOGOS編集部

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。