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コロナウイルス対応と病院赤字 正直このような内容は昔から救急などで常態化 診療報酬という根本の問題

日経ヘルケア記事です。

>COVID-19疑いの患者を診察すれば、「院内トリアージ実施料」(1回300点)は算定できますが、人手と時間がかかる上に、感染対策のための医療材料費などがかさむ分をとても補えません。
>入院先探しは難航し、何とか入院先が見つかったのは来院から8時間半後。5時間も電話をかけ続けた医師5人を含めて、この患者には15人以上が関わりました。一方、得られた診療報酬収入は5万1090円
日本の診療報酬といういわゆる利益を得るための料金表が、重篤な患者に対して手厚くないという現状の問題を表しています。特に電話のところは白血病患者を紹介するときの昔の埼玉防衛医大時代の私をみているようです。
>重症・中等症のCOVID-19患者に対する診療報酬上の評価が3倍に拡充
ともちろん厚労省は対応しています。でももう一度皆さん考えてください。以前神戸市立医療センター中央市民病院・救命救急センターの記事で書きましたが、断らない救急を行おうとすると、今の診療報酬体系では人件費、材料費などは賄えず、年間8億の補助金が必要となります。そう今回のコロナウイルス患者対応も全く同じことなのですが、普通の重症患者を診るだけで赤字がずっと生じていたのです。

病院は患者さんのためになんとかしようと働く。しかし患者を診れば診るほど赤字になる。そして風評被害で一般患者は減る、医療従事者はバッシングされる、そりゃ誰が率先して引き受けようというのでしょう。それこそ利益はあまり考えない本当の善人、川越救急クリニックぐらいしか新たに手をあげませんよ。

国会で政治家の皆さんは病院が潰れるとか、愛知の知事あたりは患者のたらいまわし含めて医療崩壊が起きていたとかいってたけど、コロナウイルス以前の医療と比べてみてる?似たようなことは10年以上前からずっと起きているんだよ。それを今回と同じように医療従事者が頑張っていただけだよ。それをあなたたち政治家が放置していたんだよ。

だからこそ、前回の記事含めて、本当にいい医療体系を作って欲しいんですよ。私が若かりし頃選挙に出るという愚行を行った一番の理由です。

少しでも皆さんが今の日本の医療の実情を知っていただけると幸いです。

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