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新型コロナとの闘い、最大脅威は国際的指導力の欠如=WHO


[ドバイ 22日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は22日、新型コロナウイルスと闘う上で国際的な指導力や団結の欠如が感染拡大以上に脅威になると警告した。新型コロナ問題の政治化で事態が悪化したと指摘した。

テドロス氏は、一部の加盟国からWHOが批判されていると指摘。特に米国は、WHOがあまりにも弱く遅く「中国寄り」だと主張している。他の加盟国も新型コロナのパンデミック(世界的大流行)に関して再調査を要請。オーストラリアは、WHOが権限を拡大し、健康危機にもっと素早く対応できるようにするよう促している。

テドロス氏はドバイ政府がオンライン形式で開催した世界政府サミットで「国が結束すること、国際社会が団結することを世界は切実に必要としている。パンデミックの政治化がこうした結束を弱めている」と述べた。「今われわれが直面している最大の脅威は新型ウイルス自体ではなく、世界的な団結や指導力が欠けていることだ」と強調した。

国際保健規則については、「より目的にかなうため」に規則の一部を強化する必要があると指摘。どの部分かは明確にしなかった。規則を完全に強化するためには、「協調的で予測可能、透明性があり、広範囲にわたる柔軟な資金」が必要だと述べた。

また、全ての国で、誰もが使いやすい医療制度の導入を優先事項とすべきだと述べた。各国は、強固な医療制度が「保健面での世界的な安全保障や社会的・経済的発展の基盤」であることを、辛い経験を通して学んだと語った。

WHOは19日、パンデミックが加速していると警告。世界の感染件数は830万人を超え、死者数は45万3834人に上っている。

ノルウェーのホイエ保健相は感染拡大が「終息に程遠い」と懸念した。

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