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多摩の票を小平育ちの私に① 分散化で働きやすく、住みやすい東京に


おはようございます。
東京都知事候補の小野たいすけ(泰輔)です。

選挙戦最初の日曜日は、多摩地域に行ってまいりました。スタートは小平市。私にとって小中学生時代をすごした思い出深い土地です。うれしいことに同級生たちが朝早くにもかかわらず、続々と応援にかけつけてくれ、感無量でした。


いわば「多摩育ち」でもある私としては、多摩地区をどう活性化させるか、ほかのどの候補よりもこだわり、アイデアがあると自負します。多摩振興のブログも一回では終わらないと思います。特に今回は、都心部の方にも関わりがある内容なので、ぜひお読みいただければ幸いです

多摩エリアは26市3町1村で成り立ち、400万人を超える方々がお住まいです。緑豊かで、都心部にはない魅力にあふれる地域です。しかし、高度成長期のベッドタウン化が進み、人口が増えたのですが、都市基盤整備が追いつかず、区部との格差は「三多摩格差」とも言われ続けてきました。

東京都としては、昭和50年代から格差解消に本腰を入れ始め、下水道や道路などのインフラについては、東京都は「かなり解消」されたと自己採点をしています(参照:東京都総務局行政部HP)。

しかし、私はきのうも多摩を移動していて、渋滞で予定が遅れることもあって、やはり歴代の都政が本当に多摩のことを思っていたのかあらためて疑問に思いました。小池さんも、前回の都知事選で「多摩格差0」を掲げましたが、数値目標を出しておらず、計測不可能、評価不可能なままで終わっており、新聞からも批判的に報じられています。

小池氏4年前公約「7つのゼロ」大半未達成(東京新聞)

都は2017年9月に「多摩の振興プラン」を策定し、2020年の先を見据えた方向性として、「安全・安心で快適な居住・生活環境が確保され、ゆとりあるライフスタイルが定着」を掲げています。その中で、「鉄道駅やバス停から徒歩圏となる区域への居住の誘導による、公共交通で快適に生活できるまちの実現」を掲げていますが、具体性がいまひとつです。

「満員電車0」と「多摩格差0」、小池さんの中で関連性を持たせているようにあまり見えませんが、みなさんが通勤で都心へ集中することがないようなライフスタイル、ワークスタイルに変えていくには、東京都内の都心部近郊の核となる街に、ビジネス、子育ての拠点を整備していくことが決め手だと思います。

突破口となるのがテレワークの普及です。


ITが普及しても、日本ではテレワークがなかなか定着しませんでしたが、コロナ禍で企業も働く人たちも意識が大きく変わらざるを得なくなりました。出社を再開する企業が増えている中で、日立製作所のように、ウィズコロナ時代の「ニューノーマル(新標準)」として在宅勤務を原則とした働き方を継続し、就業規則の改正などを進める企業も出てきています。

反面、テレワークが定着しづらい理由として、住環境などで仕事に集中しづらいことが指摘され、仕事部屋の確保を理由に都心から郊外に引っ越しされる方も出てきていると聞きます。

地方では以前からテレワークセンターや、テレワークでの働き方を支援する人材を配置するなど、力を入れてきました。在宅勤務により、子育てや介護と両立しやすい働き方も可能になります。人口減少に悩む地方では、働き盛りの世代の定住促進につなげようと戦略的に動いてきたところもあります。

その点では多摩地区は、自然が豊かで、都心より家も広い。それでいて都心部に用事があれば、1時間前後で行くことができます。私が都知事になったら、多摩地区の各自治体や企業と協力して、最低でも5か所のテレワークのモデル地区を開発し、都市のライフスタイルを変えるきっかけを作りたいと思います。いまは、あくまで私の中での案ですが、多摩ニュータウンの再生といった団地もあれば、奥多摩では温泉もあるといったように、モデル地区も地域の特性を生かして多様なものにできればと構想しています。

コロナ禍の在宅勤務を経験された方は、もう殺人的なラッシュ通勤をする世界には戻りたくないはずです。ウィズコロナ時代の働き方、ライフスタイルを、多摩地区から東京、日本全国へと広げていきたいものです。


私は昨日、日野で遊説をした後に、お子さんと一緒に話を聞いてくださったご夫婦にお話を伺いました。「多摩格差という言葉には違和感がある。私たちは多摩が暮らしやすいと思っているし、格差という言葉を23区にいる側の人が使うのは上から目線だ」。私ははっとさせられました。そして、小平、小金井という多摩地域で物心がつき、そこの水を飲み、空気を吸って育った自分が、その思いを共有し、これからの多摩の発展に寄与できるのだと思いました。

多摩には豊かな自然、ゆったりとした空間、都心からも近い利便性など、たくさんの恵まれた点があります。課題はあるものの、むしろ、コロナ禍によって変容した世界では、最も幸せに住むことができるポテンシャルを持っていると思います。

多摩地区の振興についてはまだまだアイデアが尽きません。選挙期間中、また書きたいと思います。


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