記事

三浦半島で謎の異臭 「南海トラフ地震の予兆か」と地震学者

2/2

「スーパー南海地震」の可能性

 この1~2か月、各地で地震が頻発している。5月20日から22日にかけて、東京湾を震源とする地震が7回発生。中部地方では4月22日から5月13日にかけて長野・岐阜の県境を震源とする地震が88回発生し、福島県沖や茨城県沖、千葉県北東部、四国の紀伊水道などでも5月以降、震度4を超える地震が頻発している。

 6月16日には千葉県南部を震源とするマグニチュード4.2の地震が発生した。気象庁の統計によれば、直近1か月(5月14日~6月14日)の全国の地震発生回数は211回。1~2月の2か月間で発生した地震は計219回で、急増は顕著だ。

「とくに茨城から西日本にかけて多発している地震は、全てフィリピン海プレートの影響で起きていると考えられます。その最中に三浦半島で異臭騒ぎが起きたので、警戒心が一層強まりました」

 そう語る高橋特任教授は、一連の地震や異臭騒ぎが、懸念されている「南海トラフ地震」の兆候である可能性を指摘する。

「政府が『30年以内の発生確率70~80%、想定死者数32万~33万人』と予想する南海トラフ地震ですが、私はフィリピン海プレートが影響する地震は全て連動する可能性があると考えています。西日本の南海トラフだけでなく、相模トラフ、そして沖縄トラフが全て連動した超巨大地震『スーパー南海地震』が起きる可能性があるのです。

 この地震が発生した場合、私が東日本大震災のデータをもとに計算したところ、47万人以上の死者が出る。引き続き各地の揺れを分析し、警戒を強めていくつもりです」

 未曾有の災害は、いつ起きてもおかしくない。

※週刊ポスト2020年7月3日号

あわせて読みたい

「地震」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    堀江氏 餃子店1千万円支援に苦言

    女性自身

  2. 2

    橋下氏「否決なら住民投票無効」

    橋下徹

  3. 3

    毎日の誤報「公正」は口だけか

    青山まさゆき

  4. 4

    NHK「しれっと」報道訂正に疑問

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  5. 5

    年末年始「17連休案」空振りの訳

    BLOGOS しらべる部

  6. 6

    若者の提案に上司「立場を失う」

    文春オンライン

  7. 7

    JALの旅行前検査 医師が「ムダ」

    中村ゆきつぐ

  8. 8

    田代まさし闘病で収監延期の現在

    SmartFLASH

  9. 9

    誤報訂正せず 毎日新聞社に疑問

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  10. 10

    トランプ氏の側近3人 暗躍失敗か

    WEDGE Infinity

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。