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【コロナで販売急増の植物由来肉】

新型コロナウイルスの感染拡大でさまざまな動きが加速していますが、アメリカでは植物由来肉の売り上げが伸びています。食肉処理施設で感染が広がった結果、リアル肉の生産が減って価格が上昇して価格差が縮んでいることが背景にあります。

自宅で食事ことが増えて、消費者が食品価格に敏感になっていることもあるようです。

CNBCは、Beyond Meat to sell cheaper value packs of its meatless burgers(ビヨンド・ミート、割安な植物由来肉を販売へ)の中で、植物由来肉を開発した米カリフォルニア州のビヨンド・ミートが17日、夏のバーベキューシーズンを前に22日からお買い得な植物由来肉のパックをWalmartやTargetといった大手スーパーで販売すると報じています。

10枚入りで15ドル99セントで、リアル肉の価格に近づくとしています。

新型コロナウイルスの感染拡大の結果、多くの人たちが自宅で食事している一方で、食肉処理施設での感染で生産が打撃を受けていることから、Nielsenによると6月6日の植物由来肉の販売は1年前の2.68倍に急増しているということです。ビヨンド・ミートの株価も上昇しているそうです。

CNNはMeat prices are surging. Good news: Fake meat is getting cheaper(リアル肉の価格高騰。代替肉が割安に)の中で、リアル肉が高騰した結果、それまで高いと指摘されていた植物由来肉がお値打ちに見えると伝えています。

労働省の5月の統計では、食肉や魚類、卵などの価格は前月と比べて3.7%、牛肉は11%の急騰だったということです。ビヨンド・ミートが今週売り出す10個入りのパックは、レストランに出荷されるはずでしたが、新型コロナウイルスの影響で外食が制限されているため、スーパーで売り出されるとしています。

ビヨンド・ミートは「成功するには味、栄養素、そして最終的には価格で勝たないといけない。この3つを実現できれば消費者はリアル肉から植物由来肉にシフトするだろう」と自信を示したということです。

新規のお客を獲得するためにこの夏、消費者に直接販売するインターネットのサイトを立ち上げるといいます。

USA Todayは、Burger King is the first chain to offer Impossible Foods breakfast sausage(バーガーキング、植物由来のソーセージを提供)の中で、バーガーキングが植物由来のハンバーガー=ImpossibleBurgerに続き、植物由来のソーセージを使ったImppossible Croissanを発売すると報じています。

バーガーキングは植物由来肉を使ったハンバーガーで売り上げを伸ばそうとしているものの、新型コロナウイルスで閉店を余儀なくされ、期待ほどは伸びていないとしてます。

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