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日本維新の会? この胡散臭い人たちの集まり

 橋下徹大阪市長は、次の衆議院選挙に全選挙区に候補を擁立を目指すそうです。
 新党の名称が「日本維新の会」。
 「維新」などと、いかにも胡散臭さい名称です。
 大阪維新の会の次は、国政を目指すから日本維新の会というのは継続性があるのでしょうが、ともかくもこの「維新」という言葉自体、時代錯誤、甚だしい名称。
 明治維新から始まって、その後、この「維新」をまねる人たちが出てきました。
 昭和維新を叫んでいた陸軍青年将校たち、軍事クーデターである2・26事件の首謀者たちです。
 平成維新の会 大前研一氏が名乗っていた集団。このときは、「新党」ではなく既存の議員に対して、「推薦」という方法をとっていました。グローバル化を目指すに当たって、自分たちの都合のよい議員を推薦し、政党の枠を超えようという試みでした。旧来の自民党は、特に地方選出の議員が構造改革の抵抗勢力でもあったからです。しかし、これも一時、賑わしただけで、政治的影響力は全くありませんでした。

 そして大阪維新の会、日本維新の会が出現してきました。
 民主党政権が、国民の期待を全うできず、他方で、米国や財界によって鳩山政権が倒されて以降、第二保守党として、自民党と全く異ならない政党となり、そして、自壊の道を突き進んでいます。
 野田首相が、次期民主党の代表戦で再選される可能性が高いとされていますが、野田首相の下では、民主党は壊滅するでしょう。
 しかし、だから自民党という選択肢は、躊躇を覚える国民(有権者)も少なくありません。
 これに便乗しようというのが、橋下氏率いる日本維新の会です。
 しかし、橋下氏は、構造改革路線を鮮明にしました。自民党は、地方議員を多く抱える中で、TPPに対する意思決定ができないなど、寄り合い所帯です。
 それに対して、橋下氏日本維新の会は、財界や都市部の富裕層の利益代表です。
 公務員叩きや、生活保護問題などで、あたかも庶民の味方のように振る舞っていますが、全く違います。
 もともと公務員叩きや生活保護問題を叩いても庶民にとっての利益はありません。
 公務員叩きは単に小さな政府を指向するものであり、公務員叩きをしたとしても私たちの暮らしがよくなるわけではありません。政官財癒着の高級官僚が叩かれているわけではないのです
 生活保護問題も同様です。構造改革によって切り捨てられた国民の最後のセーフティネットと言われているのが生活保護ですが、これを生存に必要なレベル(文化的な生活とは無縁)にまで切り捨てることが究極の目標であり、国民全体に跳ね返ってくる問題です。

 そればかりではありません。日本維新の会に集まってきている人たちがまた胡散臭い。
 何故、東国原英夫(そのまんま東)氏であったり、竹中平蔵氏だったりするのでしょうか。
 竹中平蔵氏は、小泉元首相の側近であり、構造改革を推進して日本をダメにしたA級戦犯の1人ですが、構造改革を推進する橋下氏の選択としてはあり得るところでしょう。何でも、竹中平蔵氏は、選挙に出ることは固辞されたとか。
 それはそうでしょう。あのときの構造改革が国民に支持されているはずもなく、そのことはご本人が一番、自覚していることでしょうから。選挙に出て、マスコミがこぞって橋下氏の日本維新の会を持ち上げても果たして当選できるのやら?
 竹中平蔵氏らが目指していたものが国民生活の向上ではなく、グローバル化した財界の利益代表なのですから、国民の支持が集まらなくて当然なのですが、目的が一緒とはいえ、橋下氏はわかりやすい人をお招きしたものです。

 それに比べて東国原英夫氏ですか。これは、橋下氏維新の会の人選の象徴のようなものです。

 これまでも物議を醸す人々が集まってきていました。
 大阪市の区長を「公募」していましたが、発言で物議を醸す方もいました。
大阪・公募区長:ツイッターで不適切発言(毎日2012年6月23日
「近頃の日本は右翼があかん政治家を殺したりせえへんようになった。今の時代に殺す必要は無いのかもしれんけど、菅直人は正直殴ったらなあかんと思っている。SPの人には悪いけど私の前に来たら必ず殴ります。たとえ懲役に行くことになったとしても。覚悟しとけよ。ボンクラ政治家よ!」

 市議になった方々にもその言動が取り上げられたこともありました。
 かつては、橋下氏との間で、懲戒請求騒動、損害賠償でやりあった弁護士も応募いました(選考で残ったのかなあ?)。
 オレがオレがの人の集まりが維新の会の様相です。
 自民党小泉選挙、民主党政権交代選挙のときも、色々、物議を醸す人たちが「当選」してきましたが、維新の会は、その比ではないようです。
 自分が選ばれた時の人であると勘違いしている人たちの巣窟です。
 そういえば、大阪和泉高校の校長、中原徹氏も勘違い組の1人でした。

 橋本維新の会の政策は、構造改革推進であり、宮崎県の利益にはなりませんが、東国原英夫氏にとって、宮崎県は単なる踏み台でしかなったようですから、どうでもよいことなのでしょう。2009年の衆議院選挙では、自民党に公認候補にするなら総裁にせよとまで言った御仁ですから、オレがオレがの代表格でしょう。
 このレベルの人たちの集合体では、組織としての体はなしませんから、崩壊するのも早いでしょう。

 それでも、国民は、このような橋下氏維新の会に期待してしまうのでしょうか。
 橋下氏を持ち上げようとしてマスコミが振りまく幻想に騙されてはいけません。

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