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自民党は、この際箍を締め直すべき

今日、広島地裁で河井案里参議院議員の公設第2秘書に、昨年7月の参議院議員選挙で車上運動員であるウグイス嬢に対して法定費用を上回る報酬を支払ったとして、懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。

弁護側は、当該秘書は報酬額の決定には関与しておらず、幇助罪に留まるなどと抗弁し、連座制の対象にはならない罰金刑が相当である等と主張していたようだが、裁判所は選挙の公正を害するもので、罰金刑では軽すぎるとしてあえて懲役刑を選択して執行猶予の判決を言い渡したもののようである。

弁護側の主張はそれなりにポイントを突いているが、報道されている事実等を勘案すると裁判所の認定には特に瑕疵はなさそうである。

結局は、予想されていた判決だということになりそうだ。
被告としては当然控訴等するだろうが、余程のことがない限り原審判決が覆るようなことはない。

17日に通常国会が閉会になるので、河井克之衆議院議員と河井案里参議院議員の二人に係る公職選挙法違反(買収)容疑事件の捜査がいよいよ大詰めを迎えるようである。

そういう一連の状況を踏まえて、河井克之氏、河井案里氏の二人は自民党を離党することにしたようである。

何か遅すぎるな、という感は残るが、まあ、当然の流れだろう。

なんでこんな古典的な選挙違反をやってしまうのだろうか、と呆れて見ていたが、結局は自民党の規律の乱れがこういうところに現れてきたのだろうと思っている。

自民党一強政治、安倍一強政治、自民党長期政権の歪がこんなところに集中的に表れたのだろう。
自民党のコンプライアンス体制がグズグズになっていた、という証拠である。

公職選挙法の軽視が自民党内で蔓延しつつあった、ということかも知れない。
国会議員や国会議員の秘書の間で驕りや慢心が蔓延っていたのかも知れない。

自民党の国会議員や秘書のすべてがそうだ、というわけではないが、自民党の国会議員や秘書の中には、何をやっても咎められないということで、いつの間にか遵法意識が相当低下していたのではないかと思う。

皆さん、少々法を舐めていましたね、と言わざるを得ない。

自民党は、この際、箍を締め直すべきである。
勿論、野党の皆さんもそうだが・・。

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