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YCCに消極的、フォワードガイダンスなど検討を=SF連銀総裁


[15日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は15日、イールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)について、他の政策手段が奏功しない場合は検討の余地があるものの、第一選択にはならないという考えを示した。

デイリー総裁はナショナル・プレス・クラブが主催したオンライン形式の会合で「YCCよりもフォワードガイダンス(先行きの政策方針)やバランスシートの規模を巡る目標設定といった政策手段を先に利用する方が望ましい」とした上で、YCCを巡っては個人的に利便性とコストを比較検討していると語った。

その上で、フォワードガイダンスや債券買い取りが金利の抑制に十分でない場合、「多少役立つ手段としてYCCを検討することは可能だが、フォワードガイダンスが非常に強力であればYCCを導入する必要はない」とした。

フォワードガイダンスについては、特定の時間軸よりも経済的成果への関連付けが望ましいと、過去の例では、失業率などが特定の水準に到達するまで低金利を維持するという確約が「大変効果的だった」と評価した。

連邦準備理事会(FRB)は金利を低水準にとどめながら必要に応じて一段の景気支援を実施する用意があると表明した。同時に、政府は医療保健、教育、デジタルインフラを対象に一段の財政政策を発動させる必要があるとの考えを示した。

「完全な回復と持続的な景気拡大につながる力強い経済の土台を築くために、一段の取り組みが必要になる」とし、低金利環境下では低コストで簡単に支出拡大の原資を調達できるため「潜在的な恩恵は大きい」と述べた。

同時に、FRBも役割を果たすと表明。「新型コロナウイルス感染拡大で失われた分がおおむね回復されるまで、極めて緩和的な現行の金融政策が維持されると予想している」と述べた。

*内容を追加しました。

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