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北京、新型コロナ集団感染で対策再び強化 学校閉鎖・検問所設置


[北京 15日 ロイター] - 中国北京市では、食品卸売市場で新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)で新規感染者数が再び増加。当局は市内に検問所を複数設け、学校を閉鎖し、感染検査を強化している。

北京市では約2カ月にわたり、新規感染者が出ていなかった。しかし市内の北京新発地卸売市場から感染が広がり、14日まで4日間に確認された感染者は79人と2月以降で最多となった。

北京新発地卸売市場は、サッカー場約160個分の敷地に倉庫や市場の建物がある。新型コロナの発生源とされる湖北省武漢市の水産品卸売市場の20倍以上の規模を持つ。

市場はすでに閉鎖され、周辺住民数万人に対し感染検査が実施されている。北京市当局は、最近、市場を訪れた人や、訪れた人と接触した人の特定に乗り出した。

市内には、24時間体制の検問所が設置された。学校やスポーツ施設は閉鎖、商業施設やスーパー、事業所では検温が再び導入された。

市衛生当局の報道官によると、14日から集団検査を開始。15日朝の段階で、最近食品市場に行ったことがある人8950人を検査、第1弾の6075人の結果は陰性だったとしている。

ある野菜の卸売業者は検査で陰性だったにもかかわらず14日ホテルに隔離されると話した。

<欧州から持ち込まれた可能性>

世界保健機関(WHO)は14日、北京での感染拡大と調査について中国側から通知を受けたとし「研究所でさらなる分析が完了し次第、遺伝子配列が公表されると理解している」と声明で表明した。

国営メディアによると、中国政府の伝染病学者は14日、ウイルスのDNAを解析したところ、北京市内の食品市場を中心とする集団感染は欧州から持ち込まれた可能性があると説明。

「暫定的な評価で、このウイルスは海外から持ち込まれたとみられる。経路はまだ断定できていない。海鮮品か肉がウイルスに汚染されていた、あるいは市場内の人の便から感染が広がった可能性がある」と述べたという。

外務省の趙立堅報道官は会見で、北京でのクラスターについてWHOに情報開示しているかとの質問に、具体的なことは把握していないとした上で、中国とWHOは緊密に連絡を取り合っていると述べた。

国内の都市や省は、市民に不要不急の北京行きの自粛を呼び掛け、北京の感染リスクの高い地区から来た人に隔離措置を取っている。

遼寧省と河北省では、北京での感染に関連した感染者が確認されたほか、四川省では北京関連の感染疑い例がでている。

*内容を追加して再送します。

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