- 2020年06月14日 11:59 (配信日時 06月14日 11:00)
各局に聞くリアリティ番組の出演者ケア 際立つABEMAの対応
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『TERRACE HOUSE TOKYO2019-2020』(フジテレビ系/Netflix)に出演していたプロレスラーの木村花さん(享年22)が亡くなってからまもなく1カ月が経とうとしている。
突然の死は世間に大きな衝撃を与えただけでなく、同番組を始めとする恋愛リアリティ番組の“問題”を浮かび上がらせた。SNSを中心に巻き起こる出演者への誹謗中傷だ。
木村さんが同番組の新メンバーとして出演開始したのは19年9月。次第に知名度を増すいっぽうで、SNSでの誹謗中傷が木村さんを襲った。
「3月31日に配信された回で、洗濯機に入っていた花さんの大切な衣装を同居人が洗ってしまったことで、木村さんが激怒する場面が放送されました。この放送をきっかけに木村さんへのバッシングがSNS上で目立つように。連日のように、木村さんへの誹謗中傷がSNS上で書き込まれていました」(テレビ局関係者)
花さんの死を受け、フジテレビは同番組の制作中止を決断。同社の遠藤龍之介社長は5月29日に、「出演者の心の在り方という大変デリケートな問題を番組としてどう扱っていくか、時としてどう救済していくかということについて向き合う私どもの認識が十分ではなかった」とコメント。再発防止も含めた検証チームを立ち上げる意向を表明した。
国会でもSNS上の誹謗中傷への法整備に向けた議論が進むなど、番組制作側のケアに対する注目が集まっている。そこで、数々の恋愛リアリティショーを手掛けてきたフジテレビ、ABEMA、Amazon Prime Videoの3社に今後の方針や対策を聞いてみた。
まずは『TERRACE HOUSE TOKYO2019-2020』の制作体制を目下、検証中のフジテレビ。同社では今も、選ばれた7人の男女がピンク色のラブワゴンで世界を旅する『あいのり African Journey』が放送中だ。
過去シリーズ『あいのり Asian Journey』に出演したでっぱりんも、SNS上では誹謗中傷に悩まされたことをブログで発表。しかし、スタッフの支えが救いになったことも明かしていた。
Netflixでは全エピソードが配信終了しており、次回作も期待されている。しかし同局によると、新シリーズについては「現状、撮影の予定はございません」とし、今後については次の回答が寄せられた。
「撮影期間中は、出演者とスタッフの間ではコミュニケーションをはかってまいりました。『テラスハウス』の検証結果等も踏まえ、出演者に安心して番組出演して頂けるよう更なる環境整備に努めます」
次は『月とオオカミちゃんには騙されない』や『恋する♪週末ホームステイ 2020春』など、現状で最多となる恋愛リアリティ番組を配信しているABEMA。現役高校生といった未成年者も出演しているだけに対応策も入念のようだ。
出演にあたっては、「番組ごとのコンセプトや独自のルールを理解してもらった上で、本人の意向を最重視して出演してもらっている」という。
出演者へのケアについては「年齢層の若い方のご出演も多いので、番組としてもSNSの誹謗中傷を含めた反響について相談しやすい環境を作るなど、できる限りのサポートを行わせていただきながら番組制作を行っております」とし、「インターネットやSNS上での誹謗中傷、嫌がらせへの調査・法的手続きに関する相談窓口」も設置したことを明かした。
具体的な今後の対応策については次のように回答した。



