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米輸入物価、5月は1.0%上昇 石油と食品が押し上げ


[ワシントン 12日 ロイター] - 米労働省が12日発表した5月の輸入物価指数は前月比1.0%上昇と、2019年2月以来大幅な伸びとなった。石油製品と食品が値上がりした。景気は落ち込んでいるが、デフレ懸念は一段と後退する可能性がある。市場予想は0.6%上昇だった。

輸入物価には関税が含まれていない。4月は前月比2.6%下落していた。

5月の前年同月比は6.0%下落。4月は6.8%下落していた。

今週発表された5月の消費者物価指数(CPI)は小幅に下落。卸売物価指数(PPI)は持ち直した。

デフレは全体の物価水準が落ちることを指す。消費者や企業が値下がりを見込んで購入を先延ばしする可能性があるため、景気後退期のデフレは経済に打撃となる。

米国が景気後退に陥ったかどうかを判断する全米経済研究所(NBER)は8日、米経済が2月に景気後退入りしたとの見解を示した。

アクション・エコノミクスのチーフエコノミスト、マイク・エングルンド氏は、輸入物価の上昇が6月のCPIとPPIを下支えすると指摘。「世界的な都市封鎖を受けた需要低下による逆風は続いているが、原油価格とドル下落による押し上げで卸売価格は6月にさらに上昇するだろう」と述べた。

5月の輸入物価の内訳は、燃料・潤滑油が20.5%急騰。4月は31.0%下落していた。石油製品は21.7%急騰。4月は32.6%下落していた。食品は2.2%上昇。4月は1.6%下落していた。

燃油と食料を除くコア輸入物価は0.1%下落。4月は0.5%下落していた。5月の前年同月比は0.7%下落だった。

資本財は横ばい。自動車は0.1%下落した。自動車を除く消費財は0.1%上昇した。

中国からのモノの輸入物価は横ばい。4月は0.1%上昇していた。5月の前年同月比は1.0%下落し、19年3月以来の小幅なマイナスだった。

輸出物価は前月比0.5%上昇した。非農産物が値を上げ、農産品の値下がりを相殺した。4月は3.3%下落していた。5月の前年同月比は6.0%下落。4月は6.8%下落していた。

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