記事

ユーロ圏鉱工業生産、4月は落ち込み最大 経済再開で回復へ


[ブリュッセル 12日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した4月のユーロ圏の鉱工業生産指数は前月比17.1%低下、前年比28.0%低下と、1991年の統計開始以来、最大の落ち込みを記録した。

新型コロナウイルス対策で導入されたロックダウン(都市封鎖)で経済活動が停滞した。

ロイターがまとめた市場予想は、前月比20.0%低下、前年比29.5%低下だった。

モルガン・スタンレーのエコノミスト、ジェイコブ・ネル氏は「鉱工業生産は2月を73%下回り、今回の危機の底だ。5月は力強く回復するはずだが、その後回復ペースは不透明だ」と述べた。

最も落ち込みが激しかった分野は耐久消費財で、前月比28.9%減、前年比47.7%減。資本財は前月比26.6%減、前年比40.9%減だった。

国別では、経済規模が最も大きいドイツが前年比30.2%減。2位のフランスと3位のイタリアも、それぞれ34.9%減、42.5%減だった。4位のスペインは34.3%減。

最も落ち込みが激しかった国はルクセンブルクで43.9%減。

一方、アイルランドは5.5%増と、EU加盟27カ国で唯一、前年比で生産が増加した。

INGのエコノミスト、バート・コリジン氏は「新たな貿易戦争やブレグジットなどのくすぶり続ける懸念が今後数カ月の回復にとってリスクとなる。生産が2020年初めの水準に回復するまで長い道のりになりそうだ」と述べた上で、最近、ロックダウンが緩和されていることから、4月が底との見方を示した。

トピックス

ランキング

  1. 1

    枕営業NGが…少女に欲情し犯罪へ

    阿曽山大噴火

  2. 2

    山尾氏が比例1位 新立民へ配慮か

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  3. 3

    半沢人気支える? 目力メイクの技

    松田健次

  4. 4

    竹中氏「月7万円給付」は雑すぎ

    藤田孝典

  5. 5

    なぜベーシックインカム論再燃か

    ヒロ

  6. 6

    もう無関心?コロナに飽きる日本

    赤木智弘

  7. 7

    都構想 不都合は語らぬ説明会

    柳本顕

  8. 8

    「バカ発見器」Twitterの対処法

    御田寺圭

  9. 9

    トヨタ去る若手と年功序列の崩壊

    城繁幸

  10. 10

    茂木大臣の国連めぐる演説に苦言

    川北英隆

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。