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哀悼 横田滋氏逝去 北の拉致問題の解決見えず

拉致被害者ご家族ビデオメッセージ~必ず取り戻す!愛する家族へ~(出所:内閣官房拉致問題対策本部)

https://www.rachi.go.jp/jp/message/movie_2.html

日々勉強!結果に責任!」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(自民党・比例代表全国区)です。

 我が国を繋ぎ、護り、発展させるために、北から拉致された同胞を奪還するのは最重要課題です。

 6月5日(金)、前家族会会長の横田滋氏(87歳)が逝去されたとの報に接しました。心より哀悼の誠を捧げたいと存じます。

●北による拉致問題の経緯

 横田滋・早紀江夫妻の長女、めぐみさんが昭和52(1977)年11月15日、13歳中学校1年生の時に、新潟市で下校途中、自宅近くで北に拉致されてしまいました。

 1970年代から1980年代にかけ、横田めぐみさんのように、多くの同胞が、不自然な形で行方不明となっていました。我が国の当局による捜査や、亡命北朝鮮工作員の証言により、これらの事件の多くは北朝鮮による拉致の疑いが濃厚であることが次第に明らかになりました。

 ・拉致の可能性を排除できない行方不明者878人、内家族が公表同意458人

 http://www.npa.go.jp/bureau/security/abduct/list.html 

●家族会の結成

北の拉致の真相究明と奪還を推進してきたのは、横田滋・早紀江夫妻をはじめとした拉致された家族の方々でした。平成9(1997)年3月、家族会(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会)が結成され、横田滋さんが初代会長に就任し、それを支援する救う会が結成されて、奪還運動が広がりました。

横田ご夫妻は、拉致問題を知ってもらうために、全国各地で講演し、署名活動の先頭に立ちました。平成29(2018)年現在、1,200万筆が政府に提出されています。

●拉致被害者5名が帰国

平成14(2002)年9月17日、第1回日朝首脳会談において、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長は、長年否定していた日本人の拉致を初めて認めて謝罪し、当時我が国政府が認定していた拉致被害者13名のうち4名は生存、8名は死亡、1名は北朝鮮入境が確認できない旨伝えてきました。そして、

平成14(2002)年10月15日、拉致被害者5名(地村保志さん・富貴惠さん、蓮池薫さん・祐木子さん、曽我ひとみさん)が帰国し、家族との再会を果たした。

その後、日朝実務者協議が行われ、国際社会からの取組み等々が行わてきましたが、拉致問題解決の糸口も見えない状況が続いています。

●北による拉致問題の解決に向けて

私は、参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の委員として、政府に対して何度も質問いたしました。北による拉致問題の解決に向けて、次の課題があると思っています。

・従来の二国間、多国間、国際機関を通じた外交努力は重要だが、その一方で、米軍頼りではなく、自力による奪還に向けて、自衛隊法の改正(当該国の同意による邦人保護)と、拉致被害者の居場所を特定するために対外諜報機関の設立を図るべき。

 昨今の感染拡大の中で、金正恩の動向等、北の体制が揺らぐ中で、その必要性が高まっている。

・我が国の奪還に向けた毅然とした姿勢を北に伝えるために、我が国内にある朝鮮総連に統制された朝鮮学校への地方からの支援を打ち切るべき。

・北による邦人拉致が風化しないように、広報と国民教育を推進すべき。

 横田滋氏のご逝去に当たり、めぐみさんをはじめとした北に拉致された邦人を奪還するべく、決意を新たにしています。

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