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豪統計、第1四半期のマイナス成長回避示唆 経常黒字は過去最高


[シドニー 2日 ロイター] - 豪連邦統計局が発表した第1・四半期の経常収支は、過去最高となる84億豪ドル(57億米ドル)の黒字となった。輸出価格が堅調となる一方、輸入が減少し、成長を押し上げた。

黒字幅は予想の63億豪ドルを上回った。

2日に公表されたその他の統計によると、政府支出も第1・四半期の成長を押し上げたほか、企業は多くの予想を上回る売上高と利益を発表した。

これらのデータは第1・四半期に懸念されていたようなマイナス成長に陥らなかった可能性を示唆。ただ、ロックダウン(都市封鎖)の影響を受ける今四半期の急激なマイナス成長は確実視されている。

第1・四半期の国内総生産(GDP)統計は3日に公表される。これまでは2011年初め以来のマイナス成長となる0.3%減が見込まれていたが、アップサイドリスクが出てきた形だ。

RBCキャピタル・マーケッツのチーフエコノミスト、スーリン・オン氏は第1・四半期GDPについて「小幅なプラスになる可能性を排除できない」と指摘。その上で「今四半期に見込まれる経済活動の急激な落ち込みとそれに伴う労働市場への影響は経済全般に深刻なショックを与え、長期的な影響をもたらす見通しだ」と述べた。

統計局が2日公表したデータによると、政府支出が第1・四半期に大幅増となり、GDPを約0.3%ポイント押し上げた公算が大きい。

各企業も第1・四半期に売上高が堅調に伸びた。これは3月半ばのロックダウン前に生活必需品のパニック買いが起きたことが一因だ。

中国からの堅調な需要や供給制約が、鉄鉱石や金を中心とする主要な資源関連輸出品の価格を高水準で維持。この傾向は4月と5月も続いている。

輸出量は悪天候で小幅に減少したものの、輸入がはるかに減少したことから成長をさらに0.5%ポイント押し上げる。

*内容を追加しました。

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