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香港長官、国家安全法巡る海外の反応批判 3日に北京訪問


[香港 2日 ロイター] - 香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は2日の会見で、中国政府が香港国家安全法の制定を決定したことに対する外国政府の反応について、白人警官の暴行による黒人死亡事件を受けた抗議活動に対する米政府の対応を挙げながら、「ダブルスタンダード(二重規範)」と指摘した。

トランプ米大統領は中国政府の方針を非難し、香港に対する優遇措置を見直す考えを明らかにしている。

ラム長官は、香港に制裁的措置をちらつかせている国々は自国の利益を損なうことになると指摘。

「そのような国は自国の治安を非常に憂慮しているが、われわれの国家安全保障については、色付き眼鏡で見ている」と述べ、米国での過激化したデモへの地元政府の対応と、香港で昨年同じようなデモが起こった時の反応とを比較した。

ラム氏は国家安全法を巡る批判の多くは根拠がなく、香港と米国の関係は相互の敬意が必要と訴えた。

<行政長官、北京訪問へ>

香港政府は、キャリー・ラム行政長官が3日に北京を訪問すると発表した。国家安全法に関する長官の見解を示すという。テレサ・チェン司法長官、治安部門トップのジョン・リー保安局長、警察トップのクリス・タン警務処長も同行する。

香港では国家安全法に反対する抗議活動が起きており、今後も抗議活動が続く可能性がある。

香港警察は今週、新型コロナウイルス対策を理由に、天安門事件の犠牲者を追悼する集会を認めない方針を示した。

毎年6月4日に集会を主催している香港市民愛国民主運動支援連合会(支連会)は、今年は大規模な集会はできないものの、香港中でろうそくに火を灯して追悼の意を表すよう呼び掛けている。

*内容を追加しました。

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