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【アマゾン】、スーパーマーケット展開を推進!まずは潜水しながら優位性を徐々に確保?

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■ネット通販最大手のアマゾンは傘下のホールフーズ・マーケットとは異なる食品スーパーの展開を進めている。イリノイ州シカゴ郊外のシャンバーグ地区にスーパーマーケットのオープンを予定しているのだ。

ペトコやオフィスデポ、フィットネスセンターがテナントに入った「シャンバーグ・コーナーズ・ショッピングセンター(Schaumburg Corners Shoppingcenter)」にあるベビーザらス(16 E. Golf Rd. Schaumburg, IL 60173)の跡地にアマゾンは出店する。

ダイニングエリアとなる862平方フィート(24坪)を含む43,000平方フィート(約1,200坪)にホールフーズが扱っていない食品を販売する。

地元紙によるとアマゾンのスポークスパーソンも出店を認めており年末までにはオープンを予定しているという。

アマゾンはまた、シカゴ郊外にあるネイパービル地区のドミニクス跡地(3116 S. Route 59, Naperville, IL 60564)でリッカーライセンス取得後、工事が進められており食品スーパーをオープンすると見られている。

両店ともレジなしスーパーのアマゾンゴー・グローサリーではなく、通常のスーパーマーケットになる。

アマゾンは1月に倒産したニューヨーク老舗スーパーマーケットのフェアウェイ・マーケット(Fairway Market)の2ヶ所を取得している。アマゾンが150万ドルで買収したフェアウェイ・マーケットはニュージャージー州のパラマス店とウッドランドパーク店。こちらも近いうちにアマゾン傘下の食品スーパーとしての展開が期待されているのだ。

 すでに稼働しているアマゾン・スーパーもある。アマゾンは先月、ロサンゼルス郊外ウッドランド・ヒルズ地区に同社のスーパーマーケットがオープンしたことを発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、アマゾンの新スーパーはいまのところネットスーパー専用のダークストアとして宅配のみの稼働となっている。

ダークストアとは店の中で買い物ができるインストア・ショッピングはなく、倉庫に専用の駐車スペースがついた食料品の受け渡し専用拠点。

ダークストアではアマゾンが2年前にシアトルにオープンした「アマゾンフレッシュ・ピックアップ(Amazon Fresh Pickup)」がよく知られている。

ウッドランド・ヒルズにオープンしたダークストア(6245 Topanga Canyon Blvd Woodland Hills, CA 91367)は宅配サービスのみに対応しており、カーブサイド・ピックアップや店内ピックアップも行っていないという。

利用者はアマゾン・アプリやホームページを介しての注文しかできないことになっているのだ。

アマゾンはロサンゼルス郊外のオレンジ郡タスティン地区にあるパワーセンター「タスティン・マーケットプレイス(Tustin Market Place)」にもスーパーをオープンしているという。

こちらも約1,000坪となるベビーザラスの跡地(2961 El Camino Real, Tustin, CA 92782)を利用して宅配サービスでのダークストアとして稼働中だ。

なおロサンゼルスの両店とも名称は決まっていない。

 アマゾンのダークストア展開としてはホールフーズ・マーケットの事例がある。ホールフーズではニューヨーク・ブライアント・パーク店やカリフォルニア州サンフランシスコ市内のソーマ(SoMa:サウス・オブ・マーケット)店など6店舗でダークストアとして機能させている。

 パンデミック終息後、アマゾンはダークストアから売り場を開放し本格的に食品スーパーを展開していく。アマゾンはネットスーパーで先行することで、競合スーパーは目に見えないところから襲われることになるのだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。新型コロナウイルスによる米国の死者数は27日、10万人をついに突破しました。コロナの犠牲者数はベトナム戦争で命を落とした米国人のほぼ2倍に上るといいます。5月29日現在で国内の感染者数は180万人近くにも上っています。なかなか感染者数や死者数は減りません。

感染者も死者も絶対的に少ない日本では「自粛警察」「コロナ警察」が社会問題化しています。逆にアメリカに自粛ポリスやコロナFBIが必要なんじゃないかと思います。なぜならば病院が危機的状況なのにBBQやパーティをする人が後を絶たないから。少数でもそういった人がいればいつまで経ってもパンデミックは終息しません。

能天気な人は一部に限られていて、多くは注意深い方だと思っています。コロナによりネットスーパー利用はこれまでのニッチからニューノーマルになっています。安全・安心のためなら多少手数料がかかってもネットスーパーを日常的に利用する人が増えているのです。

 アマゾン食品スーパーによるダークストア展開は潜水艦みたいなものかもしれません。まずは海中で優位性を徐々に磨き、浮上したら空からも攻撃するみたいな。

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