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河井克行、杏里議員の選挙違反事件にみる安倍氏の陰湿さ 一国の指導者としての適性が問われる

河井杏里陣営には、破格の1億5000万円が当本部が交付され、そのうちの一部が選挙区内の首長や地方議員にばらまかれていた、という事件。
検察の捜査も山場を迎えています。
自民党本部の関係者からも事情聴取が行われています。

広島選挙区といえば、定数2。与党自民党と野党が議席を分け合ってきたところです。
そこにもう一人与党公認候補を立てることの意味は、普通であれば過去の実績から票割りがきちんとできれば2人の当選が可能と見込まれる場合です。
逆に公認が与えられない候補が立候補してしまうのは分裂選挙です。野党が入り込めないくらい保守地盤の強いところでは往々にして起こる現象です。

その広島選挙区の状況は?

2013年以降の選挙結果です(以下、いずれもウィキペディアより)
広島選挙区(2013)
広島選挙区(2016)

2013年は与党自民党の圧勝のように見えますが、野党はバラバラであり票が分散しています。前提として日本維新の会は野党には含めません。
2016年は、旧民主党系が一本化されましたが、自民党候補には大差をつけられています。
という前提でみると、公認候補を2人立ててもどちらも当選?
というほどの差ではありません。約57万票を神業のような票割りをしないと2人の当選はないからです。

河井杏里候補の公認に溝手候補が反発したのは当然でした。この場合の敵は野党候補ではありません。票の奪い合いになる自民党公認河井杏里候補です。
河井杏里候補に公認を与え、しかもその裏では、対立候補破格の選挙資金を与えていたのですから、以前から確執があった溝手候補を安倍氏が狙い撃ちにしたことは明らかです。

自分に刃向かうものは断固として排除する、これが安倍氏のポリシーです。総裁選挙でも見せた陰湿さです。
安倍氏って陰湿なんですね、総裁選の裏側 刃向かう者は「粛正」だ!
自民党総裁選にみる安倍自民党内の異様に狭い空間 物言えぬ社会に突き進む

破格の軍資金はそもそもどうやって選挙戦の短期間で使い切れると考えていたのでしょうか。
そして選挙結果は?
見事に溝手候補を落とすことに成功しました。
広島選挙区(2019)

安倍氏の陰湿さを象徴した選挙といえます。一国の指導者としての適性が問われています。

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