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  • mkubo1

スペインはノーチョイスのはずですが・・・

30日は、欧米ともに、下落。

S&P500は1400を割れてしまいました...

ユーロストック50も支持線の2400近辺で終わっています(終値2403.80)。

下落が大きくなったのは、オランド大統領(フランス)とラホイ首相(スペイン)の首脳会議後の会談ががきっかけかと思います。

ラホイ首相が「支援を求めるかどうかは、支援の条件が明らかになってから決定する」と言ったことでしょう。

これは、支援の条件が「厳しいもの」になるかもしれないということを連想させます。

スペインの希望は、無条件の無制限のECBの国債買い入れです。

が、そうはいきません。

スペインの要請がなければ、ECBはスペイン国債を買い入れることは出来ません...

現時点で、ECBが国債購入をするプロセスとしては(案ですよ)、

1、 被支援国がESM/EFSFに支援を要請する

2、 ESM/EFSFが国債を引き受ける

3、 ECBが市場で短期債を購入する

となっています。

1の段階で、被支援国には、厳しい条件が付くのではないかということです。

ECBは、ESM/EFSFがOKしなければ、国債の購入が出来ないのです。

スペインの言うことは、ある意味、正しく、条件も見ないで資金を借りる契約なんてできませんよということです。

しかし、市場は、スペインの選択肢はないと思っているのです。

要は、条件が厳しくても、ESM/EFSFに支援を要請するしかないということです。

そんな状況で、条件を見たいといっているので、現実問題として条件が厳しいのか、それとも単にスペインのプライドなのか、理由は明確ではありませんが、何となく不安を覚えるのです。

金融セクターについては、意外に上手く行きましたが、これは、尻に火が付いたことと金融セクターは欧州全体の金融システムに影響を与えるので、支援する側も支援される側も、利害が一致しやすかったはずです。

しかし、今回は国家財政についての支援ですから、金融セクターのみの支援とは異なります。

メルケル首相がECBの国債購入に賛成しているのも、条件付きだからです。

要は、財政を改善する条件をつけるのであれば、国債を購入して、資金調達を容易にしますよと。

まだまだ、駆け引きは続きそうです。が、条件は緩ければ緩い方が良いのですが、どうなるでしょうか。

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