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安倍首相へ…盟友・亀井静香の直言「強制力を使うべきだ」

 通算在職日数が憲政史上最長となり、“一強” として君臨し続けている安倍晋三首相(65)。だが、新型コロナウイルスの危機に直面し、その “最強政権” に動揺が続いている。

 さすがに、これまで政権を擁護してきた “盟友” たちからも、手厳しい声が上がっている。本誌は今回、閣僚や自民党役員など要職を歴任、民主党連立政権でも金融担当相を務めた亀井静香氏(83)に、率直な声を聞いた。

 亀井氏は、安倍首相が新人議員だったころに、派閥で面倒を見た先輩。現在も、官邸や首相の私邸に足を運び、意見を交わす。「大胆なことができないならば、身を引くべき」と亀井氏は断ずる。

「晋三も、一生懸命やっているが、非常時には思い切ったことをやらにゃいかん。国民にお願いするばかりじゃ、言うことを聞かん奴も多い。今、人類は存続できるか滅びるかの岐路に立っているんだ。問題は、それに見合うだけの覚悟が、国民にあるのかということです。

 生き延びるために自由が制約されることを受け入れる覚悟があるのか。今でも、繁華街をうろうろと歩き回っている国民がいる。最大限、自由を制限する措置を取る必要がある。警察や自衛隊の強制力を使うべきだ。

 もちろん、日本は自由主義国家だから、そのへんはうまくやる必要がある。だが、あらゆる手段を講じなければならない。そこまでやって初めて、総理大臣を名乗れるんじゃないか。

 この緊急事態にそれをやる力がないようでは、辞任の決断をしてもらうより、ほかにどうしようもないねえ」

 国民が上げる厳しい声には耳を傾けない安倍首相。せめて、“盟友” の直言には、耳を貸してほしいものだが――。

かめいしずか
1936年広島県生まれ。民間企業や警察官僚を経て、1979年に衆議院議員に初当選。運輸相、建設相など要職を歴任。2017年の政界引退後も、歯に衣着せぬ政権批判を続ける(写真は2017年1月のもの)

(週刊FLASH 2020年6月2日号)

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