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巨人・阿部二軍監督が早大に惨敗のナインに課した罰走の是非

大学生に負けて罰走させたのが問題に(時事通信フォト)

 6月開幕が現実味を帯びてきたプロ野球だが、4月以降は試合が行なわれず“ネタ枯れ”の日々が続いた。そんな中、3月に起きた「ある事件」がネット上で論争を巻き起こしている。

 阿部慎之助・二軍監督率いる巨人ファーム(二軍)が、早稲田大学相手の練習試合に惨敗し、阿部が選手に“罰走”を命じた一件だ(3月22日)。

「全員に外野両翼のポール間ダッシュを10本、この日登板した投手は5本追加で計15本走らせました。このオフから就任した阿部監督は、“二軍は軍隊式野球をやる”と宣言していました。

 これにファンからは『時代にそぐわない』『パワハラだ』と批判が殺到。一方で『アマチュア、しかも大学生に負けたのだから当然だ』という声も多かった」(スポーツ紙デスク)

 さらにカブス・ダルビッシュ有が、日本球界の“罰走”の伝統についてSNSで〈2005年にはすでに日本ハムでは無駄なランニングはなかった〉と投稿したことも論争を過熱させた。

 この“罰走”問題をどう考えるか、野球評論家の江本孟紀氏に水を向けると、こんな答えが返ってきた。

「僕が法政大にいた時代は、東大に負けるとえらいシゴかれました(笑い)。それが当たり前の時代だった。トレーニング方法も少なく、走り込みが今より重視されていましたからね。

 野球をするうえで、必要な練習の“絶対量”はあると思います。それを懲罰として強制的に走らされるのか、納得して自分のために走るのか。若い選手には、そうした意識やプロとしての自覚は大切だと認識してもらいたい。もっとも、阿部が現役時代に走っていたイメージがないから説得力がない(苦笑)」

 隗より始めよ、か。

※週刊ポスト2020年6月5日号

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