未だ北海道と首都圏の緊急事態宣言を延長し続ける安倍首相だが、国内の感染者が右肩上がりで増え続け、4/1には国内新規感染者が268人になっていたが「緊急事態宣言を出す状況にない」といっていて、結果その後、感染者の急増を招いてしまったにもかかわらず、5/20の国内新規感染者はわずか39人で右肩下がりで減っているにもかかわらず、緊急事態宣言を延長する理由などどこにもないのではないか?
・感染者数はNHKのデータ
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/
あれだけ感染者が増え、しかも右肩上がりで増え続け、知事や医師会が医療機関のひっ迫を訴えた時に緊急事態宣言を出さなかった。
28歳の若さで亡くなった相撲力士は、4/4に高熱に見舞われたものの、受け入れ医療機関が見つからなかったという。
まさにあの時すぐに緊急事態宣言を出すべき時に出さなかったのだ。
しかし右肩下がりで下がり続け、医療機関もひっ迫しておらず、国内新規感染者がわずか39人にもかかわらず、宣言をのばす愚策。
何の根拠もなくただ適当な勘で判断しているとしか思えない。感染者の推移を見れば明らかだが、4/7の緊急事態宣言はあまりにも遅すぎた。4月下旬に感染者は減っていったが、確かにGWで全国あちこちに動かれると困るというので減っていても5/6までを宣言期間としたのはわかる。
しかしこれだけ感染者が減っている今もなお、まだ首都圏や北海道を解除しないのはまるでおかしい。 解除をのばせばのばすほど、経済や社会が緊急事態になる。そしてのばせばのばすほど、秋冬の第二波の期間が短くなってしまう。
268人も感染者がいる時に緊急事態宣言を出す状況にないといいながら、39人でも緊急事態宣言を出し続けるのは完全に判断ミスだ。後出しジャンケンであわてて作った人口10万人あたり0.5人という謎の基準で判断している不思議。
コロナによる解雇は1万人に迫るという。今やるべきことは800人程度しか死んでいないコロナではなく、多くの国民生活に影響を及ぼす経済の再起動。緊急事態宣言が遅くなればなるほど経済は死ぬ。5/25に判断などといっているが、あまりに遅すぎる。
宣言を出すのが遅くて、感染者を増やしてしまったように今度は宣言解除が遅くて、失業者を増やし続けている危機に早く気づかないと。
でも、もう国民は政府を信用しておらず、勝手に経済再起動していいと思う。