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打診の翌日に「やります」 山田洋次監督が明かす「キネマの神様」沢田研二代役の真相 - 「週刊文春」編集部

 5月16日、映画会社の松竹は、来年公開予定の映画「キネマの神様」の主演について、新型コロナによる肺炎で急逝した志村けん(享年70)に代わって、沢田研二(71)が務めることを発表。同作でメガホンをとる山田洋次監督(88)が「週刊文春」の取材に応じ、経緯を明かした。

【画像】公演直前のドタキャンが騒動となった沢田研二


山田洋次監督 ©文藝春秋

 松竹映画の創立百周年を記念して製作される同映画の原作は作家・原田マハ氏による同名小説。ギャンブルに熱中するダメオヤジだが、映画をこよなく愛するゴウとその家族の物語を描く感動作だ。

 山田監督が語る。

「沢田さんがどう考えたのかは分からないが、翌日に『やります』という返事をくれた時は嬉しかったというか、ホッとしたというか。彼には大きな負担をかけてしまうかもしれないが、僕に課せられた任務も大きい」

 志村にとっては初の主演作であり、「鉄道員」(1999年)に出演して以来の実写映画になるはずだった。だがクランクインを目前にして、病魔に襲われた志村はそのまま意識が戻らず、3月29日に息を引き取った。

「(訃報には)言葉を失うほどの衝撃を受けました。僕の中ではすでに、彼が演じるゴウの姿が脳裏で動き出していたので、しばらくはつらかったですね。悔しいし、残念でならない。彼もどんなに悔しかっただろうと思うんです」

 5月21日発売の週刊文春では、山田監督のインタビューに加え、沢田研二と志村けんの約50年に及ぶ交友関係について映画監督、プロデューサー、元マネージャー、元相方などの実名証言で3ページにわたって特集している。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年5月28日号)

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