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【米中対立の加速】

アメリカと中国の対立がコロナ危機で加速している感じです。WHO=世界保健機関の運営方針をめぐって両国が対立。

さらに、トランプ大統領は中国の代名詞ともなっている通信機器大手Huaweiを安全保障上の問題だと改めて指摘しています。一方で、ビジネスの世界では中国のTikTokのトップに米ディズニーの幹部が就任することになりました。

New York Timesは、Trump Turns His Ire Again on the W.H.O(トランプ、怒りを再びWHOに向ける)の中で、新型コロナウイルスの感染で死者が9万人以上にのぼるアメリカのトランプ大統領がWHO=世界保健機関への拠出金を恒久停止すると脅し、脱退も辞さない姿勢だと報じています。

一方、中国はWHOに対してコロナ対策のために20億ドルを拠出するとしています。

Washington PostはHow Huawei Landed at the Center of Global Tech Tussle(ファーウェイがグローバルテック闘争の火種になったわけ)、中国の通信機器大手ファーウェイ次世代通信規格の5Gのリーダーとして世界的に存在感を示し、今や米中のテック対立の中心になっていて、トランプ政権が安全保障上の懸念があるとして15日、アメリカ製の半導体の製造装置で造られた製品は国外で作られたものでも、アメリカ政府の許可なしにファーウェイへの販売を認めないと決めたと報じています。

これまでもアメリカ政府は同盟国に対してファーウェイ製品を使わないよう求めていて、日本とオーストラリアが数少ない同調国で、ベトナムも静に追随したとしています。

一方、ファーウェイの製品は同等の水準の欧州製の機器に対して割安で、ロシアや中東諸国、フィリピン、タイ、マレーシアなどが5G技術で使用されるということです。

こうした中、WSJはTikTok Taps Disney Executive Kevin Mayer as New CEO(中国ティクトック、米ディズニー出身幹部をCEOに抜擢)の中で、ウォルトディズニーのトップになれなかったケビン・メイヤー氏が短編動画共有アプリのTikTok(ティックトック)のCEOに指名すると中国のIT大手のバイトダンス(字節躍動)が18日に発表したと伝えています。

メイヤー氏は、ディズニーの動画配信サービスのディズニー+の立ち上げを主導したということです。

FTも人気上昇中のTikTokのトップに米ディズニーの社長レースで一時はトップランナーだったメイヤー氏を据えると報じています。

TikTokは先月時点で20万ダウンロードされて人気を得ているものの、個人のプライバシー、国家安全保障、さらに中国政府の検閲をめぐり懸念が広がっているそうです。

今回、米ディズニー出身のメイヤー氏の登用の意味するところは、中国TikTokのアメリカでの拡大の野心を現すものだと分析。同社は去年、米ウォーナー・ミュージックの出身者を音楽部門のヘッドに据えたとしています。

メイヤー氏は中国バイダンスのトップのAlex Zhuに直接レポートするとしています。

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