そんなこんなで出てきた女子医大の学生PCR問題。医療者の間の評判が最悪です。経済でもアゴラの池田先生が嘆いています。
まあ医学的解説はこの記事に正論が書かれており、そして学生すら言う「PCR検査では陰性確認はできないのでは?」という意味で絶対的に医学的に無意味な対応であることは間違いないのですが
>1人1万6000円と消費税、容器代などは、保護者が積み立てている父母会の資金から出すことを求めている。つまり学生の自己負担だ。この点で何も言えなくなります。そう自由診療なのです。
そうすると学生に拒否権がないとか、同意がないとか、完全に学校自治の問題であり、医学的にバカなことをやる上層部がいて、それを止める当たり前のまともな医学者がいなかったということにすぎません。
でも考えてみてください。元東大の有名な先生とか、若者に絶大な人気の総合臨床のカリスマといった医療者が日本全国民にPCRをやれといっているのですから、そりゃ巷に騙される人は出てきます。
テレビでもこの思想の医療者たちの言質を根拠にウイルス学者が医学的に間違った風説を流しても、日本は処罰はされない自由の国なのですから、思い込んでいる人に正論で対抗しても何も変わりません。
やれやれです。昨日の記事です。