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検察官定年恣意的延長問題 ツイッター界はどうせ票には影響しない? 自民党による鉄面皮な対応は一人一人の議員に問われている

 検察官の定年を政権が恣意的にいじれるようにするための法案が与党自民党によって強行採決されようとしています。
 日弁連は異例の二度目の会長声明です。
改めて検察庁法の一部改正に反対する会長声明」(日弁連)

 こんな恣意的な法案が、しかもコロナのどさくさで通してしまおうというのは、安倍政権の一番、汚い部分が表れています。
 検事総長人事を恣意的に任命できるようにし、お友達優遇で政権への防波堤としようとするのですから、ひどいものです。
 検察組織全体が萎縮してしまいます。

 しかも、このお友達である黒川弘務氏を検事総長にした場合、何と68歳まで居座ることができるようです。


 怖いなと思います。
 ツイッターの世界では、たちどころに多くの批判ツイートが発信されています。
 今までにない現象です。中にはインチキだと難癖をつける人たちもいますが、これはこれで1つの事象として受け止めるべきものです。
 コロナ対策では後手後手で、思いつきばかりの政策は失敗し、そして外出自粛要請で、外に出るな、などとやっている中でのこのやり方ですから国民の中にも鬱積したものがあって当然なのです。

2020年5月12日撮影

 もともと検察官恣意的定年延長問題は、常識的に考えても常識では考えられない露骨なやり方ですから、良識をもってすれば、こんな法案を通すことなどできないはずです。
 そうなると問われるのは自民党議員一人一人の姿勢です。
 石破茂氏は、批判的な声を発信していますが、自民党議員はほぼ全員が黙りです。

 本気でこんな法案がいいと思っているのでしょうか。情けない限りです。
 議員になりたかったからというだけの動機で自民党から立候補しだけの人たちも少なくないでしょうから、最初から数合わせのコマでしかないのかもしれませんが、とはいえ一片の良心もないのかなと思ってしまいます。

 確かにツイッターは票の浮沈には影響しません。ツイッターに限らず、ネット界の特徴でもあります。

抗議ツイートに「世論のうねり感じない」 政権側は強硬」(朝日新聞2020年5月12日)

「自民幹部は「いまから芸能人が反対したところで法案審議は止まらない」と話す。自民内では「『勝手は許さない』と国民が圧力をかけている。私たちはそれに応える義務がある」(石破茂元幹事長)と、慎重審議を求める声もあるが少数派だ。直近の世論調査で内閣支持率が大きく変動しておらず、自民は週内にも法案の衆院通過をめざす考えを変えていない。」

 しかし、問われているのは良識なんですよ。どう考えても今回の法案はおかしいし、ましてや今の時期にやるべきものですか、議員としてこのまま強行採決に加担しますか。

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