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AKB前田敦子を見習い、老害どもはとっとと後輩に道を譲ってほしい件

「たくさんいる後輩のためにも、私が、卒業をして歩き出さなければならない」

人気絶頂のアイドルグループAKBの中心的存在である、前田敦子さん(20歳)が卒業することを発表したのは今年3月のこと。

今日(8/27)に卒業公演があった。私はまったくAKBのファンでもなんでもないし、AKBのことはよく知らないが、この卒業コメントを聞いた時、真っ先に思ったのは、「世の老害ども。自らの地位に安穏とし、後輩に道を譲ることなく、既得権益をむさぼりくってないで、AKB前田を見習い、おまえらとっとと引退しろ!」ということだった。

今、日本社会に閉塞感漂わせ、活力なく、将来不安を増幅させている大きな要因は、老害どもが現状の地位を手放さず、いつまでものさばっているからだ。

少子高齢化、人口減少で、今の若者は将来を担う貴重な人材にもかかわらず、老害どもがたいして役にも立たないのに、高給取りで引退せずにいるため、若者がとばっちりを受け、就職はしにくいは、給料は上がらないは、でも労働時間は長いは、税負担は重いは、でも老害世代に比べて受ける公的サービスは少ないは、とんだとばっちりを受けている。

組織が活性化し、社会が活性化するには、新しいものが古いものに取って代わる新陳代謝が必要だ。人材の入れ替え、若返り。それが社会の大きな活力のもとになる。

ところが今の老害どもはどうだ?若者に比べればはるかに恵まれた環境にあるのに、先行き不安から自らの地位を手放そうとしない。若手に引き継ごうとしない。

自らの存在意義を示すために、いつまでも組織ででかい顔して、古いやり方のままおおいばりでいて、若手にチャンスを与えない。

自分を守ることに必死なのだ。上が詰まっているせいで昇進昇級ができない。上が多いせいで若手の採用が削られる。上が多いせいで若手にチャンスが回ったこない。多くの企業で見受けられる現象ではないか。

AKBは今、人気絶頂のグループだ。その中心的人物が20歳の若さにもかかわわらず、後輩のために、自分は違う道を歩き出さなければと、惜しまれながらも早々と卒業する。

もちろんこの卒業自体が、本人の意志とは関係のない、ビジネスの一環としての仕組まれたストーリーだとしてもだ。組織の活性化、人気の持続のためには、いつまでも同じ人物がずっとのさばり続けているのはよくない。惜しまれるぐらいの早い段階で、人材の入れ替えを行うことで、組織は最注目され、活性化し、また新たな魅力が加わったりする。

何より大きいのは後輩だろう。「あの人がいる限りムリ」と思っている存在が、組織を抜けてくれれば、自分にもその分チャンスがめぐってくるかもしれないとがんばる。

それが組織の発展・成長につながる。日本の今の企業にはそれがない。だから若手はモチベーションを失い、組織は新しい変化に対応できず、古いやり方がいつまでたっても抜けきれない。

結果、右肩下がりの衰退を続けていくことになる。私は何も年配の方すべてが能無しだといっているわけではない。というか優秀な年配の人ほど、引き際も早いし、転身も早いし、若手や後輩の育成に力を入れていると思う。

でも多くの老害どもは、自分に力がないのを知っているからこそ、今の地位を守るためだけに必死になり、若手を育てず、若手にチャンスを与えず、高給とってのうのうとしている。

だからダメになるのだ。日本企業の9割は中小企業といわれるが、その多くが事業承継に悩んでいる。次の世代に引き継げないのだ。その理由は様々あるだろうが、事業承継問題とは結局のところ、その問題が起こることが目に見えているのに、若手や後輩の育成ができなかった、現経営者にすべて責任があると思う。

私もそんな中小企業を見てきた経験もある。もうずっと前から「社長はもうかなりの年齢。健康問題にも不安がある。誰か代わりの人を育てるなり、早めに対策をしなければならないのに」と言われ続けていたにもかかわらず、何年たっても対策に乗り出そうとしない。

「オレがいなけりゃこの会社は回らない」

という勘違いが事業承継を遅らせ、結果、組織の死を早めることになる。社長が病気で倒れた途端、組織はがたがたになり解散するという典型的パターンだ。

組織のことを思うのなら、先輩は早めに引退して後輩に引き継ぐべきだ。そして先輩は先輩で、今までの経験を活かし、また後輩の育成など、新たなフィールドで活躍すればいい。

年齢を積み重ねてきたからこそできる活動も多いだろう。そういうものに早くシフトすべきだ。それは本人のためでもある。

全国の老害どもに告ぐ。

あんたらがいつまでものさばっているから、若手がやる気を失い、とばっちりをくらい、社会も組織も衰退している。AKB前田さんを見習い、惜しまれるぐらいの早い時期に、とっとと引退してください。それが社会全体のためにもなるし、若手のためにもなるし、最終的にはご本人のためにもなる。

「オレがいなけりゃダメだ」というのは完全なる勘違いです。

「あんたがいるからダメ」なんです。

そこんとこ、間違わないように。

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