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問題が多いことは承知しているが、そこを何とかしようと努力するのが、政治の仕事ではないかしら

日本教育学会なるものが教育の世界で現在どれだけの力を持っておられるのか寡聞にして知らないが、どうやら9月入学、9月始業体制への変更には相当の抵抗を示されるらしい。

9月入学、9月始業に世論が舵を切りそうな時に、教育界の内部から強い反対の声が上がったというのだから、文部科学省も相当やりにくいだろう。

何でも改革がいいわけではないが、教育の制度を抜本的に改革するためのとっかかりとしては今が一番いいのかも知れない。

何しろ、殆どの子どもたちが一律に学習の機会を失っているのだから、夏休みの返上や補習授業の実施やオンライン授業等で懸命に空白の部分を埋めようとしても限界があるはずである。

私は、大学紛争で入学試験がなくなり、大学の卒業も3月ではなく、6月になった、という稀有の経験をしている。
今のコロナは、あの時の再現かも知れないな、と思っている。

制度が大きく変わる時には、過渡期に遭遇した方々に大変な思いをさせてしまうことはしばしばあるが、いずれは変えざるを得ないのであれば、ある程度は甘受していただくしかない。

もっとも、大胆な制度改革を実施する時は、それなりの飴を用意することを忘れてはならない。
鞭だけを振るう人は、まず成功しない。

幸い、今はコロナ対策のためには考えられるだけのことをしようというのが、今の政府と永田町の共通認識のようである。
教育の改革のためにも思いっ切り予算を付けてあげれば、反対の声は徐々に弱くなっていくのではないだろうか。

ここは、腕力のある文部科学大臣の出番だろう。
萩生田氏が本気で9月入学、9月始業に向けて動き出せば、反対の声は小さくなるはずである。

やれば出来る。

そういう類の問題である。

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