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- 2020年05月08日 11:05
コロナの後に果たしてインフレがやってくるのか?
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4月中旬にバンク オブ アメリカのアナリストが金は3000㌦になると述べ、世間を驚かせました。発表した当時に比べほぼ2倍になるというわけでそれまでの予想である2000㌦を見直したものでありました。いったいどこからそんな推測が来るのかといえばそのロジックは「経済生産が急激に縮小している中、財政支出が急増し、中央銀行のバランスシートが2倍になり、政府紙幣に圧力がかかる可能性がある」(BOA発表訳)とあります。
この想定はインフレになることが前提となっています。つまり、企業は生産ラインを細くしている中、需要の急激な回復が生じ、供給が追いつかない中、財政支出を増やした国家の通貨が売られやすくなりその結果、輸入物価も上昇し、インフレになるというシナリオでしょうか?金はインフレ時に強含むため、金の上昇を見込むというわけです。
リーマンショックがあった時も似たような企業の投資マインド減退と供給調整がありましたがそれほどのインフレになったでしょうか?消費者物価指数でみると2009年はアメリカがマイナス0.32%、日本がマイナス1.35%で底打ちしていますが、アメリカは11年に3.14%まで戻し、インフレ率のピークとなる一方、日本は14年の2.76%がその後のピークとなっています。ただこれも消費税が5%から8%に上がったことが要因で上記の要因はありません。アメリカのインフレ率は長期推移でみると着実に下がってきており、リーマンショックのような一時的要因で大きく動くことはあっても基本トレンドは変わっていません。
次に、金相場はドル建て表示になるためドル安は金価格の相対的上昇となりますが、政府支出が巨額だった今回、ドルは売られるのでしょうか?長期のドル インデックス チャートを見ると2002年のドットコムバブル以降、09-11年にかけてドルは大きく売られるのですが、その後、アメリカが世界経済をリードするのと歩調を合わせるように着実にドルは強くなっています。
この想定はインフレになることが前提となっています。つまり、企業は生産ラインを細くしている中、需要の急激な回復が生じ、供給が追いつかない中、財政支出を増やした国家の通貨が売られやすくなりその結果、輸入物価も上昇し、インフレになるというシナリオでしょうか?金はインフレ時に強含むため、金の上昇を見込むというわけです。
リーマンショックがあった時も似たような企業の投資マインド減退と供給調整がありましたがそれほどのインフレになったでしょうか?消費者物価指数でみると2009年はアメリカがマイナス0.32%、日本がマイナス1.35%で底打ちしていますが、アメリカは11年に3.14%まで戻し、インフレ率のピークとなる一方、日本は14年の2.76%がその後のピークとなっています。ただこれも消費税が5%から8%に上がったことが要因で上記の要因はありません。アメリカのインフレ率は長期推移でみると着実に下がってきており、リーマンショックのような一時的要因で大きく動くことはあっても基本トレンドは変わっていません。
次に、金相場はドル建て表示になるためドル安は金価格の相対的上昇となりますが、政府支出が巨額だった今回、ドルは売られるのでしょうか?長期のドル インデックス チャートを見ると2002年のドットコムバブル以降、09-11年にかけてドルは大きく売られるのですが、その後、アメリカが世界経済をリードするのと歩調を合わせるように着実にドルは強くなっています。



