記事

【新型コロナウイルス】外出自粛で自宅の大掃除 捨てる前に待って!! 思わぬお宝の発見も

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外出の自粛を余儀なくされている中、この大型連休中に自宅の大掃除に取り掛かる人も少なくないかもしれない。掃除中に見つかるくたびれた書物や写真、古ぼけた農機具…。

もしかしたら、それらは歴史的な資料であったり、大変高価な価値を持っていたりするかもしれない。日本の歴史を振り返る手がかりになりうるとして、NPO法人が情報提供を呼びかけている。


古文書や写真、農機具が歴史解明の手がかりに

NPOは東京都青梅市にある「歴史資料継承機構じゃんぴん」。4月7日に緊急事態宣言が出されたことを受け、その2日後に『緊急事態宣言発出に伴う自宅などでの大掃除の歴史資料に関する注意点(お願い)』と題した呼びかけをホームページ上で行った。

呼びかけの背景には、外出の自粛によって自宅などを掃除する人が増えていることがある。特にこの大型連休中に自宅の大掃除をする人が多いとにらみ、先月23日にも改めて呼びかけを行ったところ、それを紹介するツイートが2.5万件リツートされるなど話題となった。

NPOが保管を呼びかけているのは次のようなものだ。

古文書(くずした文字で和紙に書いたものなど)
古い本(和紙に書かれて冊子にしてあるものなど)
明治・大正・昭和の古い本、ノート、記録(手紙や日記など)、新聞、絵
写真やフィルム、ビデオテープやホームムービーなど
古いふすまや屏風(古文書が下貼りに使われている場合がある)
自治会などの団体の記録や資料
農具、機織りや養蚕の道具、古い着物など、物づくりや生活のための道具など

8件の問い合わせ 郷土史切り開くきっかけ

4日正午までにNPOには8件の問い合わせが寄せられた。東京都内の約200年前の村の古文書に関する情報提供では、年貢や税金などこれまでの郷土史で触れられていない記述も確認でき、歴史の発見につながる可能性もあるという。

現在はメールで情報を受け付け、緊急事態宣言の解除後などコロナウイルス流行の様子を見ながら、現地視察を行うなど史料の分析を本格化させる。

NPOの代表理事を務め、国文学研究資料館准教授の西村慎太郎さんは「古い史料の中には、一般の人では字が読めず価値もわからなかったり、虫食いで欠損したりしているものもある。そういったものでも歴史の発見につながる貴重なものである可能性はあり、なんなりと相談いただけたら幸いです」と話す。

情報提供はメール(info@rekishishiryo.com)で受け付けている。

あわせて読みたい

「大掃除」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    在宅勤務で生産性低下した国は日本だけ? 背景に対面コミュニケーション依存の働き方

    非国民通信

    08月02日 15:12

  2. 2

    男性視聴者の眼福になっても女子選手が「肌露出多めのユニフォーム」を支持する理由

    PRESIDENT Online

    08月02日 15:27

  3. 3

    何をやっても批判される「老夫婦とロバ状態」の日本

    内藤忍

    08月02日 11:52

  4. 4

    コロナ軽視派「6月で感染者数減少」予想大ハズレも、重症者数が大事、死亡者数が大事とすり替え

    かさこ

    08月02日 10:29

  5. 5

    この1週間を凌げば、オリンピックが終わります。もうしばらく我慢しましょう

    早川忠孝

    08月02日 14:37

  6. 6

    「幻の開会式プラン」を報じた週刊文春が五輪組織委の"圧力"に負けずに済んだワケ

    PRESIDENT Online

    08月02日 10:36

  7. 7

    中国が支配するディストピア 香港の大量国外脱出「英国だけでも5年で最大83万人超」予測

    木村正人

    08月02日 18:29

  8. 8

    ワクチンの効果が着実に出ている中での一律の行動自粛要請は不適切

    岩屋毅

    08月02日 11:28

  9. 9

    橋下徹氏 五輪をやると国民の行動制限が効かなくなることを想定していなかったのか

    橋下徹

    08月02日 16:48

  10. 10

    日産の小さな高級車「ノート オーラ」に中高年の支持が集まる理由

    NEWSポストセブン

    08月02日 10:43

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。