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  • mkubo1

ユーロ圏、いつもの時間のかかる政治に戻っているような…

FOMCの議事録が伝わると、ドルが売られました。瞬間最大風速としては、ドル円で78.3円、ユーロドルで1.254までドルが売られています。

株式市場も買われましたが、フィーバーするという感じではなかったと思います。気になる動きとしては、金価格が上値を抜けてきた感があります

前回のFOMC(7月31日と8月1日)の議事録には、「多くのメンバーは、新たな情報が十分かつ持続的な景気回復ペースの加速を示さない限り、かなり早い時期に追加緩和が正当化される公算が大きいと判断した」とあります。

(英文)
Many members judged that additional monetary accommodation would likely be warranted fairly soon unless incoming information pointed to a substantial and sustainable strengthening in the pace of the economic recovery.

この文章が、きっかけなのですが、果たして次回FOMC(9月12日と13日)で緩和があるかどうか…

現在は、前回FOMC時と比較して、

・経済指標(雇用や小売など)は改善しています(多くはポジティブサプライズ)
・株価は高いです(これ、結構、重要です!)
・ユーロ危機は、とりあえず一服しています
・デフレ懸念は遠のいており、期待インフレ率は低下傾向ではなく、上昇傾向にあります。

S&P500については、金融危機後の高値なのですよ。

つまり、前回の7月末とは、状況が違うということです。

であれば、次回FOMCでのQE3があるかどうか、あまり前のめりにならない方がいと思います。「景気回復のペースの加速を示さない限り」というという「あいまい」な表現ですからね。

個人的には、金融緩和しする方がいいと思いますが、現実的には(まだ日がありますが)、遠のいていると思います。ともかく、過去2回の緩和の時と比較して、今は、これという理由がないと思います。

例えれば、目の前で火事が起きれば、すぐにでも消す(緩和)のですが、目の前の火事は、すでに種火か消えているかということかもしれません。

このブログで何回も書いていますが、今が、金融緩和期待相場だと思います。

「QE3はあるかもな~」「ECBは無制限の国債を購入をするだろうな~」ってことです。

その背景があるからこそ、米国株式市場は、2Q(4月-6月)の決算がいまいちにもかかわらず、期待で戻り高値を取りに言っているのでしょう。

欧州株式市場は、ECBが短期債の購入を通じて金利低下を促すので、その期待で、スペインとかイタリアは1ヶ月で20%以上戻っているのです。

全部期待です。

政策は、まだ、1つも正式に決まっていませんしh、決まる保証はありません。

しかし、市場は、期待が期待を呼び(ショートカバーがショートカバーを呼ぶのと同じです)、上昇しているのだと思います。

理想買いの現実売りが基本ですが、今は、まだ「理想」の段階で、「現実」の部分(いわゆる政策決定)をいつまで引っ張るのか…

ともかく、31日のバーナンキさんの講演は、非常に重要になってきました。

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