記事

なぜ「新型」コロナと呼び続けてしまうのか?

「COVID-19」と呼称があるのに、なぜ「新型コロナウイルス」と呼び続けるのだろう?

コロナウイルスの「新型」なんて、これからも次々と現れるはずだから、
「新型」を強調するのは思考停止を象徴しているようでモヤモヤする。

2009年のインフルエンザは「新型」を冠した呼称が定着している。
これはWHOの名称の付け方がお粗末だったのが原因かもしれない

  • 当初「swine Influenza A/H1N1(豚インフルエンザA/H1N1) 」だったものを
  • 畜産業の風評被害に配慮し、豚を外して「influenza A(H1N1)」に切り替えた

インフルエンザA? A型インフルエンザ?

これは呼称として使いづらい。

それまでに大流行したインフルエンザは、

  • 1918年 スペインかぜ
  • 1957年 アジアかぜ
  • 1968年 香港かぜ

と地名付きで呼びやすかったのだが、
2015年に策定されたWHOの名称決定のガイドラインで、
地名や人名、動物や食品、特定の文化や産業の名称を含まない、
と決めてしまったから、分かりやすい呼称を期待するのは無理。

さらにアジアかぜ、香港かぜもA型インフルエンザウイルスなのでややこしい。
次の大流行が来るまでは、2009年のインフルエンザは「新型」で放置か?

同じコロナウイルスでもSARSとMERSの時は「新型」を連呼していたのだろうか?

ちなみにそれぞれの正式名称は下記の通りだ。

  • Severe acute respiratory syndrome-related coronavirus(SARSr-CoV)
  • Middle East Respiratory Syndrome Coronavirus(MERS-CoV)

このふたつに比べるとCOVID-19はテキトーな名前に思える。

  • Coronavirus disease 2019(COVID-19)

でも海外のビジネス用語を何も考えずにそのままカタカナで使う習慣があるから、
意味も追求せずに「コビット」や「コービット」と呼ぶ方が日本らしいと思う。

やはり今回のコビットを「新型」と呼び続けることには何か理由があるのでは?
なにしろ言葉に霊力が宿る(言霊)と考えていたこともある国なのだから。

何らかの目的があってのことなら、不安をあおって外出自粛につなげるためか、
韓国や台湾のように感染拡大を防げなかった恥を覆い隠すための言い訳か。
あるいは無常を感じ、新たな王(コロナ=王冠)にひれ伏してしまったのか。

いつか振り返ってみたい。

あわせて読みたい

「新型コロナウイルス」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    竹中平蔵氏を叩く情報弱者に呆れ

    城繁幸

  2. 2

    感染拡大を放置 安倍政権に怒り

    鈴木しんじ

  3. 3

    人はなぜ不倫しないか 識者疑問

    PRESIDENT Online

  4. 4

    コロナの誤解指摘 辛坊氏に反響

    女性自身

  5. 5

    橋下氏「熊本知事の後悔分かる」

    PRESIDENT Online

  6. 6

    行政の現場丸投げに尾身氏が怒り

    中村ゆきつぐ

  7. 7

    大学のオンライン授業移行が波紋

    ヒロ

  8. 8

    ソウル市長が失踪 娘に遺言か

    ABEMA TIMES

  9. 9

    真実より視聴率重視するマスコミ

    菊地直子

  10. 10

    河井事件めぐる検察の悪辣な策略

    郷原信郎

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。