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“度胸試し”に利用される弱腰事勿れ国家『日本』

 終戦記念日である8月15日、尖閣諸島の魚釣島に香港の活動家14人が不法上陸したという衝撃的なニュースが流れたが、数日経っても各メディアではこの話題でもちきりとなっている。
 逮捕後、わずか2日で強制送還という毎度の大甘な事勿れ外交も批判の的になっているが、このニュースを観ていて個人的に気になったのは、逮捕された活動家達の顔つき(と言うより目つき)と言動である。

 揃いも揃って暴力団を思わせる粗暴な第一印象は言うまでもないが、彼らの言動を観ていると、確信犯的な雰囲気(演技のような印象)が漂っており、極めて悪質な空気を感じた。喩えて言うなら、「アタリ屋」のそれである。
 それと、逮捕されてもすぐに釈放されるだろうことを見透かしているかのような不自然なまでの自信が漲っており、なにやら度胸試しでもしているかのような錯覚を覚えた。要するに、感情的なデモ活動ではなく、リスクを試したテスト行動のように見えたということである。

 伝えられているところでは、この活動家達は香港の右翼的存在であるらしく、本来であれば中国政府を批判する立場にある人物達らしいのだが、今回の度胸試し(?)で強制送還(帰国)されると英雄扱いになっているそうだ。そして、「10月にも再度、尖閣上陸を目指す」と仄めかしているらしく、今回の海上保安庁巡視船の阻止行動についても「衝突は2、3回しかなかった」と冷静に分析しており、まるでゲーム感覚でインタビューに応じている。
 気になるのは、中国政府を否定する立場にありながら、「中国の建国記念日にあたる10月1日ごろに再び島に向かいたい」と述べているところである。単なるリップサービスかパフォーマンスとも考えられるが、実に怪しい団体とも言える。

 尖閣諸島が日本国領土であることは論を待つまでもないことなので、ここでは敢えて言及しない。しかし、その尖閣諸島が中国の政治的なプロパガンダに利用されていることに対して毅然とした態度で反論できない左翼的な政府というのは、観ていて実に情けない。

 この辺のところは、イジメが有っても無かったことにしたい教育委員会と同じようなものだとも言える。
 イジメが有っても自殺者が出るまで動かない…いや、正確に言うなら、自殺者が出ても重い腰を上げようとしない教育委員会と同じメンタリティーを日本政府も抱えているのだとすれば、非常に恐ろしいことである。

 今回の活動家達の行動が、本当に先に述べた“リスクを試した行動”に繋がっているとすれば、事は極めて重大である。彼らが“リスクは無い”と判断した時、中国による日本イジメが始まる可能性もまんざら否定できない。その時、事勿れ政府は、イジメを観ても碌に注意しない事勿れ教師の如く「あまり、やり過ぎんなよ」とでも言うつもりだろうか?

 お断りしておくが、これは冗談ではない。傍若無人な活動家達の行動を見て見ぬふりすることは極めて危険な態度であり、危機的状況に追い込まれる可能性が有ることを正しく認識し真摯に考える必要がある。

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